日立グローバルライフソリューションズは1月25日、冷蔵室内の食材をアプリからチェックできる「冷蔵庫カメラ」を搭載した、定格内容積670Lの冷凍冷蔵庫「まんなか冷凍 GXCCタイプ」(R-GXCC67T)を発表した。

発売時期は3月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は540,000円前後。カラーはバイブレーションモーブグレーのみ。

  • 「まんなか冷凍 GXCCタイプ」(R-GXCC67T)/バイブレーションモーブグレー

冷蔵庫の上部に設けられた「冷蔵庫カメラ」が、冷蔵室のドアを開けた際に、自動で冷蔵室内の棚と左右ドアポケットを撮影。専用アプリ「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」(Android 6.0以上、iOS 10.0以降)から、いつでも冷蔵室内の中身をチェックできるため、買い忘れや、すでに買ってある食材の二重購入を減らせる。

  • 冷蔵室のドアを開けたタイミングで撮影した写真を、アプリから確認できる

定格内容積670Lと大容量ながら、奥行きを65.4cmに抑えた。一般的なキッチンに設置しても、冷蔵庫の出っ張りが少なく、すっきりフラットに置けるとともに、横幅が広いため、庫内の奥に入っている食品も見やすく、取り出しやすい。

従来の日立冷蔵庫で好評な機能も引き続き搭載。冷蔵室には、棚スペース全体をチルド温度約2度、湿度約80%とした「まるごとチルド」を採用し、低温保存により食材の鮮度を長持ちさせる。冷蔵室下部には、乾燥を抑えつつ凍らずに約-1度で肉や魚を保存する「特鮮氷温ルーム」を配置。

  • 奥行きが短く出っ張りにくい

  • 冷蔵室の棚スペースには「まるごとチルド」を採用

  • 冷蔵室の3段目・4段目の右側は、食品に合わせて高さを調整できるため、大きめの鍋や、立てた缶ビール、背の高いボトルをそのまま収納可能だ

野菜室下段スペースには野菜のみずみずしさを長持ちさせるという「新鮮スリープ野菜室」、冷凍室下段1段目には、すばやく冷凍させられる「デリシャス冷凍」といった、鮮度を保つ機能も備える。

  • 「新鮮スリープ野菜室」

  • 「デリシャス冷凍」

なお、冷蔵庫カメラを搭載する「まんなか冷凍 HXCCタイプ」2機種、冷蔵庫カメラ非搭載の「まんなか冷凍 HXCタイプ」2機種、「まんなか冷凍 HWCタイプ」3機種も同日に発表した。価格はすべてオープン。

「まんなか冷凍 HXCCタイプ」のラインナップは、定格内容積617Lの「R-HXCC62T」と、540Lの「R-HXCC54T」。推定市場価格は、「R-HXCC62T」が510,000円前後、「R-HXCC54T」が450,000円前後。発売時期はいずれも2月中旬。

「まんなか冷凍 HXCタイプ」のラインナップは、定格内容積617Lの「R-HXC62T」と、540Lの「R-HXC54T」。推定市場価格は、「R-HXC62T」が450,000円前後、「R-HXC54T」が400,000円前後。発売時期はいずれも2月中旬。

「まんなか冷凍 HWCタイプ」のラインナップは、定格内容積617Lの「R-HWC62T」、540Lの「R-HWC54T」、485Lの「R-HWC49T」。推定市場価格は、「R-HWC62T」が430,000円前後、「R-HWC54T」が370,000円前後、「R-HWC49T」が350,000円前後。発売時期すべて2月上旬。