GYAOは1月16日、同社が運営する動画配信サービス「GYAO!」「GYAO!ストア」およびニュース配信サービス「トレンドニュース」のサービス提供を3月31日17時をもって終了することをアナウンスした。

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「GYAO!」では、3月31日17時をもって全コンテンツが配信終了となる。本発表の時点で3月31日17時以降の配信終了日が表示されているコンテンツ、配信終了日が「未定」となっているコンテンツについても、3月31日17時で配信を終了するという。また、3月31日までに最終話までの配信が行われない可能性がある作品、最終話の配信が一週間未満になる作品についてもWebサイトで告知している。

「GYAO!」ストアでは、2月13日17時をもってコンテンツの販売を終了し、購入済みのコンテンツも3月31日17時をもって配信が終了されるため視聴不可となる。視聴期限が3月31日以降の商品を購入済みのユーザーに対しては、個別にメールで連絡をするという。視聴不可となるのは月額料金制の「NHKオンデマンドまるごと見放題パック」も含まれ、同パックは3月31日をもって自動的に解約となる。

テレビ見逃し配信については、「TVer」を利用するよう案内されている。

「GYAO!」は、2003年にヤフーが提供を開始した映像配信サービス「Yahoo!動画」と2005年にUSENが提供を開始した“完全無料パソコンテレビ”を謳う「GyaO」を源とする映像配信サービス。2009年に両者を統合した「GyaO!」となり、2014年にサービス名称を「GYAO!」に変更していた。

1月16日19時30分追記

「GYAO!」サービス終了について、Zホールディングス/Z Entertainment/ヤフー/GYAO/LINEのZホールディングスグループ5社連名でのニュースリリースが出されている。このリリースでは、「GYAO!」のサービス終了について、動画領域においては縦型ショート動画サービスを強化すべく、LINEとZ Entertainmentが運営する「LINE VOOM」に経営資源を集中するという方針が表明されている。

「GYAO!」サービス終了発表に先立つ1月13日には、ライブ動画配信サービス「LINE LIVE」「LINE LIVE-VIEWING」の提供を3月31日をもって終了し、「LINE VOOM」にライブ配信・視聴機能を追加することがLINEから発表されている