KDDIは12月23日、同じ趣味や目的を持つ仲間と出会えるメタバースプラットフォーム「VC(ブイシー)」を2023年春に提供するのに先立ち、2022年12月23日から先行体験を開始することを発表した。参加費は無料。

  • メタバースプラットフォーム「VC(ブイシー)」

「VC」の先行体験では、「バーチャル渋谷 au 5G ハロウィーンフェス2022」で提供されたVCアプリから機能がさらに増え、open alpha versionとしてバージョンアップした。

音楽が楽しめるライブスペースでは、さまざまなアーティストによるバーチャルならではの演出に彩られたパフォーマンスを鑑賞できる。

  • ライブスペース

また、参加者同士の交流に加え、アーティスト、イラストレーターなどと参加者がチャットや音声通話で会話できるコミュニケーションスペースも設置する。バーチャルの街の中に、居酒屋やバー、クラブなどがあり、ファン同士が集まって仲間と出会える。

さらに、アーティストのファンミーティングや1対1でコミュニケーションできる特別な体験イベントを開催予定で、プレゼントの受け渡しも可能だという。

  • コミュニケーションスペース

さらに、イラストや3Dオブジェクトなどの創作物を展示・販売・購入可能なギャラリースペースも設置する。漫画家・イラストレーターなどのクリエイターは自身の作品を展示・販売でき、訪問客は好きな作品を購入可能。作品はアプリ内課金で引き換えるVC専用通貨「eL」で購入できる。

  • ギャラリースペース

そのほか、参加者一人ひとりのプライベート空間であるマイルームも。さまざまなアイテムでの模様替えやショップや展示会などで購入した作品の展示など、自分の趣味やスタイルを表現できるということだ。

  • マイルーム

参加するには、「VC」アプリをApp StoreまたはGoogle Playからダウンロードし、会員登録(無料)する。VCのiOS推奨環境はiOS14.0以上、端末はiPhoneXS以降(iPhone XR、iPhoneSE 第2世代は除く)。Android推奨環境はAndroid9.0以上、端末は2019年以降発売でメモリ(RAM)4GB以上。詳細はVCの公式サイトを参照のこと。