iOS 16で大きく進化を遂げたアプリといえば、「天気」が挙げられます。天気情報をアプリやWEBで扱うためのフレームワーク「WeatherKit」が整備され、詳細な気象データを高頻度に入手できるようになりました。日本で使う場合には気象庁提供のデータが参照されるようになり、さまざまな天気予報をいつでも確認できます。

天気予報は、操作時点から10日先まで調べることが可能になりました。使いかたはかんたん、「10日間天気予報」欄に表示された対象の日付をタップするだけ。その日の気温の変化予想がグラフで表示され、最高/最低気温も一目瞭然です。

この10日間天気予報でチェックできるのは、気温だけではありません。画面左端の中ほどにある記号(気温を表示しているときは温度計)をタップすると、UV指数や降雨、体感温度や湿度といった項目についても予報を確認できます。

たとえば、雨の降りかた。「降水確率50%」といっても、何時頃から降り始めるのか、豪雨なのか小雨なのかはわかりませんが、iOS 16の天気アプリなら「降雨」を選択すればわかります。釣りを予定している日の降水確率40%にうろたえていたところ、天気アプリで降雨予想を調べたら16時あたりに降り始めるとの予報、夜明けから始めるぶんにはだいじょうぶ! などという活用ができるわけです。

とはいえ、予報は予報。大切な用事がある日の天気予報は、まめにチェックしましょう。天気予報は大きく変動するものですが、天気アプリならつねに最新情報を参照できるので安心ですよ。

操作手順をカンタン解説

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    1 天気アプリの「10日間天気予報」欄で、対象日をタップします

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    2 記号部分をタップします

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      3 気温やUV指数、風など8項目の中から調べたいものをタップします

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      4 「降雨」項目では、降り始めの時間や降雨量の変化がひと目でわかります