青森初上陸！　新規オープンした「ドスパラ青森東バイパス店」に行ってきた

2022年10月は3週連続でドスパラ店舗がオープンしました。そのトリを飾るのが本州最北の青森県の「ドスパラ青森東バイパス店（以下、青森東バイパス店）」。2022年の11店舗目として、2022年10月15日にオープンしました。前日の内覧会とオープン当日の様子をレポートします。

10月3週連続オープンのトリは国道4号北端の青森東バイパス店

青森東バイパス店は、国道4号沿いに位置します（青森県青森市東造道3丁目3の3）。国道4号は、東京都中央区から栃木県宇都宮市、福島県福島市、宮城県仙台市、岩手県盛岡市を経て、青森県青森市に至る一般国道です。ドスパラは国道4号におおむね沿って、秋葉原店、郡山安積店、仙台店、盛岡都南店といった店舗があり、今回ついに青森まで到達しました。2019年まで秋葉原から北にあるドスパラ店舗は金沢、長野、新潟、仙台、札幌にしかありませんでしたが、そこから6店舗（富山、水戸、郡山、盛岡、山形、青森）増えたのは、驚異的な出店攻勢といえるでしょう。

2022年10月15日にオープンしたドスパラ東青森バイパス店。本州最北端の店舗となり、国道4号沿いバス停そばと交通の便も良い場所です

最近のドスパラ店舗は、地方都市のロードサイド（居抜き）かモール内にオープンしていますが、今回はロードサイド店です。旭川永山店と同じく、元はレンタルビデオ店でした。。店舗面積は508平方メートルと広く、約1,600の販売アイテムが並びます。

公共交通機関で行く場合、青い森鉄道「小柳駅」徒歩14分のほか、JR青森駅より青森市営バス県立中央病院通りバス停下車すぐ。県立病院のそばでバイパス沿いということもあり、バスの便数は多めです。大きなものを買わない人や、車の免許がない高校生以下でも行きやすい立地でしょう。

営業時間は11時30分から20時まで、買取受付は19時30分で終了です。年中無休はほかのドスパラ店舗と同じ。敷地内に駐車場は22台用意されています。

店内は、入って時計回りにゲーミングペリフェラル関係、反時計回りはその他の液晶やおもしろグッズ、自作PC用パーツが並び、中央がドスパラオリジナルパソコンの展示。奥がカウンターという構成です。ここから写真を中心に紹介しましょう。

店舗に入ってすぐに四季折々の理想のPC環境ですが、これから寒くなるのにキャンプですか!?

店舗左側から奥は主にゲーミングペリフェラル。まずはゲーミングキーボード各種。もちろん代表的な製品は実際に触って試せます

キーボードのお試し環境の奥には、総合お試し環境の「フィッティングルーム」。ゲーミングパソコンで各種ゲーミングペリフェラルを組み合わせ、ゲーム三昧環境を確認できます

キーボード在庫の奥はゲーミングヘッドセット類。30日までの特価品もチラっと見えます

おおむね月替わりとなるハズのデバイス展示は最近ドスパラが推しているDEEPCOOL製品で作例が2つ。しかし、他店にない仕掛けがありました（詳しくは後述）

奥の壁際にはゲーミングマウスとマウスパッド類が展示。もちろんほぼすべての商品が実際に試せます

広い店舗ゆえに環境展示も豊富。女性向けピンクなゲーム部屋環境と和室を意識したゲーミング環境が並んで設置されています。和室環境の緑のマット、すっごくフワッフワでいい感触です

店舗中央にはサードウェーブ製パソコンの展示。平台は2つでゲーミングパソコン主体の展示です。クリエイター向けのraytrek製品も高機能製品を展示。リーズナブルなサードウェーブブランドの製品も展示しています

入口から見える側にはGALLERIAブランドのゲーミングパソコンとコラボモデルが並びます

ライバルに差をつけるポイントはパソコンだけではありません。周辺デバイスが違うとゲームがこれだけ遊びやすくなるという比較展示もあります

カウンターの前のセンターに、即納パソコンがドンと積み上げられています。即納モデルはパネルでわかるようになっていました。現在「超周年祭」実施中なので、20万円以上のPC購入で10,000ドスパラポイント、10万円以上なら5,000ドスパラポイントが事前エントリで還元されます

店舗右奥はPCパーツの価格表と注文機が並び、手前は商談スペースです。奥に見えるパネルはグラフィックカードとメモリのオープン記念特価品です

再度店舗入り口に戻って、今度は右側から反時計回り。通常営業になると、ここにゲーミングチェアが並ぶハズ（オープン時は500円均一ワゴンが置いてありました）

キャラクターグッズでは、マイクラとAPEX Legendsグッズが並びます

オープニングセール中は最大5アイテムまでという制限がかかっている500円均一のお買い得品ワゴン

入口から一番近い常設環境展示はゲーミング配信を想定したもの。構成アイテムすべてのプライスタグがパネルに設置

すぐ奥は配信向けの周辺機器

キャラクターグッズの左側は液晶モニター。脇にゲーミングモニターの解説動画表示と、リフレッシュレートの差を体感できる比較コーナーが用意されています

配信環境の奥側が中古パソコン。反対側は液晶モニターアーム

その隣が簡易液冷を含むCPUクーラー、ケースファンとファン関係が並びます。白山フェアモール松任店にあったファンの説明展示は青森での設置が間に合わなかったそう

さらに店舗奥に行くと各種ケーブル類とモバイル系グッズが並びます

その隣が上海問屋系のおもしろグッズと一般ペリフェラル

さらに奥が、一般PC向け周辺機器と電源

店舗右側一番奥が電源とマザーボード。ただし、高額製品は展示されていません

店舗右側奥の壁際にはグラフィックスカードと組み立てパーツが置かれていますが、グラフィックスカードも高額商品の展示がありません。「ガラスケースにGeForce RTX 4090が置いてあったらバエるのでは？」「そのケースはASRockとParitの場所なんです」

マザーボードの左側にケースが3列に並んでの展示で多めです

ケースの前が常設環境展示で、VTuber向けに加え、マイク複数でボイスチェンジャーも試せます

ドスパラ東青森バイパス店の店長を務めるのは是枝慶祐氏。アルバイトから社員昇格、そして店長になるキャリアが多いドスパラですが、是枝店長は中途社員としてサードウェーブに入社。1年ほどドスパラ博多店で勤務したのちに今回ドスパラ東青森バイパス店長へと抜擢された経歴の持ち主です。

「少しでもよいと思えるならば実行する」ということで、今回はカウンター内のレイアウトに関しては徹底的に手を入れており、効率的なカウンター業務を行うと語っていました。

「最新のGeForce RTX 4090も在庫と青森県では比類のない品ぞろえと、お客様のことを考えた店舗づくりを行います」と是枝慶祐店長はコメントしていました（撮影のためマスクとネームタグを外していますが、現在どちらも装着して接客です）

DEEPCOOL製品のデモ展示だけでなく販売もするとのこと。「多少時間がかかりますが、この展示品を梱包してそのままお渡しします」

過去の取材画像をチェックしなおしましたが、他店の画像にはスペックは出ていてもプライスの提示はありませんでした。東青森バイパス店独自の制度です

自作組立代行のコーナーにもプライス提示がありました。他店の場合、別のオリジナル組立パソコンの販売はあったものの、展示即売ではありません。きれいにパソコンを組み上げるのはノウハウがあるドスパラには組立代行サービスがあります。作例がそのまま買えるとは思いませんでした

なお、新規オープン日には、臨時駐車場が用意されていませんでした。その代わり自家用車ではなく公共交通機関で来店した場合、入口で申告すると購入額に応じた割引クーポンがもらえます。

最大10%の割引（2,000/5,000/10,000/20,000円以上の利用でそれぞれ200/500/1,000/2,000円引き）となるので、青森駅からバスならば5,000円の商品を購入すればモトが取れる計算。さらに10月16日までのオープンセール中ならば全商品10%分のポイントが付与されるほか、現在実施中の「超周年祭」を併用すると対象PCがさらにおトクに購入できます。

オープン記念の特価販売では、先週オープンの白山フェアモール松任店同様の商品群に加え、ゲーミングモニターもピックアップされていました。