6倍以上にドデカくなってリニューアル！「ドスパラ白山フェアモール松任店」に行ってきた

2022年のオープン10店目となる「ドスパラ白山フェアモール松任（まっとう）店は、金沢店（9月25日をもって閉店）の拡大リニューアル店舗として、2022年10月8日にオープンしました。オープン前日の内覧会とオープン当日の様子をレポートします。

2022年10月8日にオープンしたドスパラ白山フェアモール松任店

ドスパラ白山フェアモール松任店は、国道8号に面したフェアモール松任に位置。フェアモール松任のキーテナントは、アピタ松任（大型総合スーパー）ですが、ゼビオやケーズデンキなども入居しているかなり活気のある場所です。モール近辺は片側3車線と広く、近隣から高速道路を使う場合は、北陸自動車道が便利（白山ICから約15分）です。モールには約2,700台が駐車可能です。

モール店舗といっても、ドスパラ白山フェアモール松任店はモールの北東にある独立した建物に店舗があるため、ロードサイド店とあまり変わらないイメージ。営業時間は11時30分から20時（買取受付は19時30分）までで、年中無休なのはほかのドスパラ店舗と変わりません。

公共交通機関を使う場合は、JR北陸本線松任駅から白山市コミュニティバスめぐーる東ルートか南循環ルートを使うと、フェアモールアピタ松任内のバス停まで直接行けます。また、めぐーる南ルート、めぐーる西ルートを使って近隣の新徳丸バス停（徒歩6分）まで行く方法もあります。

ただし、フェアモールアピタ松任に停まるめぐーるは、日祝の運行がなく、1日10便のみ。JR北陸本線松任駅、北陸鉄道石川線鶴来駅から北鉄白山バスの鶴来、白山線で行くこともできますが、こちらも1日8便かつ朝昼夕に集中しています。

なお、野々市市のシャトルバス「のんきー」を使うと、野々市市駅南口バス停から、フェアモールアピタ松任まで徒歩約8分の翠星高校バス停に行くことができます（1日7往復。年末年始以外は運行）。

公共交通機関で行く場合、白山市のコミュニティバス「めぐーる」でモール内バス停まで行けますが、1日10便ほどの本数で、かつ日曜祝日は運行していません

ドスパラ白山フェアモール松任店の店舗面積は、約657平方メートルと旧金沢店よりも6倍以上広く、2022年2月にオープンした姫路MEGAドン・キホーテ広畑店を超える面積です。モール店舗の場合「モールにたどり着くまでは楽だが、初めてだとモールのどこにあるのか分かりにくい」という難点がありますが、独立した建物を丸ごと使っているので非常に分かりやすくなっていました。

ワンフロアとしては郡山安積店に次ぐ大きさ。販売アイテム数は約1,600と最近の店舗と変わらないため、通路が広くゆったりとした展示です。

オープン時点でイベントスペースはありませんが「ちょっとここを片付ければイベントが開けそう」と思えるレイアウトでした（ちなみに座間相武台店はオープン当初イベントスペースが用意されていましたが、コロナ禍でイベントが開かれないままレイアウト変更しています）。

では、店舗の様子を写真でお伝えしていきます。

モール内店舗とはいえ、独立した建物すべてを使用しており、駐車場兼用のロードサイド店とほぼ変わりません。そしてワンフロア面積は歴代2位で素晴らしい開放感です

店舗入って正面は「理想の環境展示」。季節ごとに変更されますが、現在はここ最近の数店で展示されているRazerのパソコンルームです

店舗入ってすぐ左はキャラクターグッズの展示。以下左回りに店内を紹介します

店舗左手前部分は主にゲーミングペリフェラル。ゲーミングキーボードと展示台が並んでいます

省スペースキーボード人気を反映してか、省スペースキーボードが4台並んでいます。すべて上に見えるノートパソコンに接続されており、オリジナルソフトで打鍵感、入力正確性を確認できます

店舗手前左角はフィッティングルーム。奥にヘッドセット、手前の棚は配信用製品やWebカムが並んでいます（棚の反対側には配信向けのマイクが並んでいます）

フィッティングルームには多くのゲーミングペリフェラルが並んでいます。この中から好きな製品を奥のパソコンにセットして、使用感を確認。ゲームは『フォートナイト』のみインストールされていますが、ほかのゲームをインストールすることもできます。なお、Steamなどのアカウント管理は自己責任なのでご注意を

反対側にもペリフェラルが並んでいます。奥の『Among Us』が置いてあるところは将来の予備スペース？

店舗左の壁際に並んでいるのがゲーミングヘッドセット類。奥に多数のサンプルがあり、試聴用パソコンに接続して音を比較検討できます

配信環境の奥がゲーミングマウス。多くの製品を実際に試せるのがよいところ。この辺でアレ？と思ったのですが、今回の店舗は棚の高さが低めで外周以外、従来最上部にある製品のポイント等の解説がありません

マウスの奥は通路を挟んでマウスパッド類。画像右側は商品を実際に手に取って確認できるスペースです

マウスパッドの奥がキャラクターグッズ。従来店舗入ってすぐ左側に並んでいることも多く、またキャラクターグッズというボードもないのでちょっと戸惑いました

さらに奥の棚は上海問屋や一般ペリフェラル類。「上海問屋ない？」と思ったのですが、それも掲示がなかったためかもしれません

その奥が電源。このあたりから「自作パーツ」売り場という感じです

さらに奥がケーブル類とファン類。新企画としてファンの速度の違いを体験できるコーナーがありました。向かって右側はファンコンの体験展示です

壁際は中古パソコンが並んでいます

店舗左側の一番奥の角は自作用パーツ類、ケース、CPUクーラーと一部マザーボードが並びます

店舗一番左奥から右側に移動するとマザーボードが並びます

さらに右側はグラフィックスカード。ただし、一部商品は店舗奥にあるので箱が置いてありません

自作PCパーツのうち、カウンターの奥にあるものは、こちらの液晶ディスプレイで確認し、端末でコードと数量を入力して確保。カウンターで引き換えます

先週発売開始となったAMD Ryzen 7000シリーズも最上位のRyzen 9 7950X以外は在庫アリ

店舗右奥にはゲーミングチェアが並びます

店舗奥から一列前、先の自作パーツ液晶の左に（おそらく月替わりの）注目製品エリア。今回はDEELCOOL製品を展示（先週の山形と同じ）

そこから左に3つ、環境展示がドーンと並びます。まずはVTuber向け環境
女の子向け環境
和室ゲーム環境

環境展示の手前が液晶関連。この棚は表裏共に液晶が並びます。液晶モニターがこのような配置になっているのは初めて見ました

その左隣が液晶アームや、ゲーミング液晶と通常液晶の比較ができる展示

そこから一列手前がゲーム配信をイメージした環境展示。常設環境展示4＋四季替わりの展示とフィッティングルームと広さを活かした環境展示の多さは魅力的です

この棚は両方ともサードウェーブのオリジナルパソコンの展示

ゲーミングチームやストリーマーとのコラボパソコンも4製品展示しています

GALLERIAのコラボパソコンはほかにもあるのですが展示は「売れている順」だそうです

コラボパソコンの脇にゲーミングペリフェラルの効果を実感できる展示。パソコンは同じで周辺機器のみ違います

店舗中央右側が平台でサードウェーブパソコンの展示。平台3台は他店よりも多いでしょう

店舗入ってすぐ右側。オープニングセール用のグッズが置かれてました

店舗右側に即納パソコンが積み上げられています。ゲーミングパソコンだけでなく、クリエイター向けパソコンや一般向けのサードウェーブブランド製品も即納で用意されていました

さらに右奥にもスペースがあり、現在は商談スペースとなっています。将来の拡張スペースかイベントができそうな広さがあります

後藤祐一店長におススメパーツをいくつかセレクトしてもらいました。手ごろな価格の品を中心にチョイスしており、グラフィックスカードはGeForce 3060Ti（後述しますが、特価品でした）
マザーボードもASrockのB550のもの。撮影のためにマスクやネームカードを外していますが、通常はマスク着用での接客です