Amazonは、同社製スマートスピーカー「Echo Studio」に新色グレーシャーホワイトを追加し、予約販売を開始した。10月20日出荷予定で、価格は29,980円。さらに、新たな空間オーディオ処理技術を搭載し、音質を強化するアップデートを予告した。
Echoシリーズ最大の「Echo Studio」(2019年発売)はこれまでチャコールのみだったが、グレーシャーホワイトの追加で2色展開となる。さらに、新しい空間オーディオ処理技術を搭載することで、より深みのある低音を実現し、音質を向上させるという。
この空間オーディオ処理技術はステレオ音源を強化するために設計されており、デジタル処理を用いることで音の奥行きや明瞭度、臨場感を向上させ、没入感のあるサウンドで音楽や映画を楽しめるようにする。
具体的には、Hi-Fiステレオ音源の再生時には、ボーカルはより中央に、楽器はより側面に定位し、没入感のある立体的な音を作り出すことで、アーティストの意図を再現するオーディオ体験を提供。さらに、周波数帯域の拡張によって、中音域の明瞭度の向上、より深い低音も実現する。すでに採用されているDolby Atmosとソニー 360 Reality Audioに加えて、上記の機能強化で「より上質な音楽体験」を可能にする。
この新機能は、今後無料のソフトウェアアップデートを介して、ユーザーが登録済みのすべてのEcho Studioで利用できるようになる。ソフトウェアアップデートの実施時期については、改めて案内するとのこと。