Amazonは、15.6型のスマートディスプレイ「Echo Show 15」を今後アップデートし、Fire TVの機能を新たに搭載すると発表。既にFire TVシリーズを使っているユーザーは、利用中のプロフィールとライブラリがそのまま、Echo Show 15の画面で利用可能になる。

  • 「Echo Show 15」。今後のアップデート(時期未定)で、Fire TVの機能を新搭載

Echo Show 15はキッチンやダイニングに置かれるテレビや掲示板に代わるデバイスというコンセプトでつくられているが、多くの家庭で動画視聴でも使われているという。

アップデート後は、Echo Show 15でFire TVの多彩な映画やドラマ、バラエティなどのコンテンツの中から観たい番組を検索して楽しめるようになり、人気のアプリや有料コンテンツなども利用可能になるとのこと。アップデートの実施時期は明らかになっていないが、改めて案内するという。

たとえば、「アレクサ、力の指輪を再生して」などと呼びかけると、見たいコンテンツを検索・再生できるようになる。また、新しく追加されるFire TVウィジェットを使うと、Echo Show 15のホーム画面から最近使ったアプリやコンテンツ、ウォッチリストに登録したコンテンツなどを呼び出せる。

Echo Show 15でのFire TVの機能はタッチ操作に対応するため、画面をタップしてアプリやコンテンツを探すこともできる。画面に表示されるオンスクリーンリモコンでの操作や、2021年発売の第3世代 Alexa対応音声認識リモコンを別途用意し、Echo Show 15とペアリングして操作することも可能になる。Amazonでは今後、Echo Show 15とリモコンのセットの販売も予定している。