大阪市が、2025年大阪・関西万博を盛り上げるために、公式キャラクターの「ミャクミャク」がデザインされた原動機付自転車のナンバープレートを交付することを発表した。来年3月上旬から交付を開始する予定だ。

  • ミャクミャク様のナンバープレート交付が決定! ネット「魔除けにいいですね!」

    ミャクミャク様がナンバープレートに! ミャクミャク周りは展開が早いな

今回交付されるのは原動機付自転車のナンバープレートで、大阪市民を対象としている。ナンバーの隣に、全身が映った「ミャクミャク」が描かれたデザインになっている。また、ナンバープレートは総排気量によってベースの色が異なる。50cc以下は白色、90cc以下は黄色、125cc以下は桃色、ミニカーは青色という具合だ。作製枚数の合計は8,300枚で、交付状況によって追加作製も予定しているそう。

交付手数料は無料で、現在付けているナンバープレートからの交換も可能だ。また、「ミャクミャク」がデザインされたナンバープレートの交付時に、記念品も貰えるとのこと。交付開始日や、記念品などの詳細は、決まり次第、大阪市のホームページなどで公開する予定とのこと。

なお、ご存じかもしれないが、「ミャクミャク様」の概要もおさらいしておこう。2025年大阪・関西万博の公式キャラクターである「ミャクミャク」の愛称は、今年の7月に決まったものだが、このミャクミャクの威容からか、ネット上では畏怖や畏敬の念を込めて、このキャラクターを神格化したかのような「ミャクミャク様」という呼ばれ方が定着、Twitterのトレンド入りを繰り返す人気となっている。その人気にあやかってか、先月8月30日には、「ミャクミャク」の二次創作ガイドラインが公開されるなど、公式側も展開の早さを見せている。

このほか、2025年大阪・関西万博の開催を記念した特別仕様のナンバープレート(pdfが開きます)も登場している。こちらのナンバープレートは、全国の希望者に交付するようだ。「ミャクミャク」のトレードマークとも言える「赤い部分」を基調としたデザインで、2025年大阪・関西万博のロゴがあしらわれている。自家用登録車、事業用登録車、自家用軽自動車の3つが用意されており、申し込みの受付開始日は、今月9月26日からだ。

  • 2025年大阪・関西万博の特別仕様ナンバープレート

ネット上では「魔除けにいいですね!」「こんなん欲しいに決まってる」「このためだけに大阪に住んでもいい」などの声が寄せられた。