ワイヤレスイヤホンブランド「ANIMA」(アニマ)を展開する東京音響は、96kHz/24bitオーディオのワイヤレス伝送や超低遅延などを実現する、クアルコムの「Snapdragon Sound」に対応した製品の開発に着手。クアルコムとライセンス契約を締結し、第一弾製品を2023年第1四半期までの発売を目標としている。

  • ANIMA

  • Snapdragon Soundのロゴ

Snapdragon Soundは、クアルコムの技術同士を最適化することで、96kHz/24bitオーディオや、32kHzのaptX Voiceによるクリアな音声通話品質、89ms(0.089秒)以下の超低遅延を実現し、接続性の面でも性能強化しているのが特徴。

国内でもオーディオテクニカやEDIFIER、ネイン、Noble Audio、AVIOTなどから、Snapdragon Sound対応製品が既に複数登場している。ANIMAも次期製品にSnapdragon Soundを採用し、今後自社製品への搭載を推し進めていく予定とのこと。

なお既報の通り、Acoustuneとサブブランド・ANIMAについては、これまで国内輸入代理店だったアユートがピクセルに代理店業務を移管している。