2022年8月に発売予定のG-SHOCK新製品情報が公開された。今回も、実機写真とともにご紹介しよう。なお、新型コロナウイルス感染症の拡大しだいでは発売時期が変更となる場合がある。あらかじめご了承いただきたい。
「GA-2100」ソーラー&スマートフォンリンク搭載で待望のフルメタル化した「GM-B2100」
オリジン「DW-5000C」のコンセプトを受け継ぐ、アナデジ・コンビモデル「GA-B2100」が待望のフルメタルモデル化。「GM-B2100」として登場する。
ベゼルとケースの間にファインレジン製の緩衝材を実装。メタル外装による耐衝撃構造を実現した。ケース、ベゼル、スクリューバック、バンドにはステンレスを採用し、バンドのディンプル(凹穴)デザインも継承している。
また、ベースモデルの特徴であるスリムなケース形状を踏襲。Bluetoothによるスマートフォンリンクはもちろん、タフソーラーや立体感あふれる2層文字板を備える。さらにスクリューバック仕様のフルメタルモデルでありながら、ケース厚をベースモデルよりわずか0.9mm増の12.8mmに抑えた。重さは165g。暗所での使用に便利な高輝度なダブルLEDライトも装備する。
ベゼルは鍛造・切削・研磨加工を経て、立体的に成形。天面を円周状のヘアライン、斜面をミラーと研磨を使い分けて仕上げている。
シルバーの「GM-B2100D-1AJF」(71,500円)、ブラックの「GM-B2100BD-1AJF」(80,300円)、ローズゴールドの「GM-B2100GD-5AJF」(80,300円)の3モデルで展開。シルバーのモデルはケースにIP処理、ほかのモデルはケースとバンドにIP処理が施されている。
ゴールドとブラックの「G-STEEL」3モデル
金属ベゼルの質感とアナログ時分針が特徴的な「G-STEEL」から、ゴールドとブラックの配色がゴージャスな新作が登場。ベースモデルとして選ばれたのは「GST-B100」「GST-B400」「GST-B500」の3モデルだ。
なお、GST-B100は、2017年に登場したシリーズ初のフルアナログクロノグラフ。アナログ秒針付きのモデルは現在も人気があり、今回のラインナップに加えられたのもうなずける。GST-B400とGST-B500は、薄型モジュールとカーボンコアガード構造を採用した薄型軽量ケースが特徴だ。
各モデルとも、ケースとバンドのSS(ステンレススチール)部にIP処理を施している。タフソーラー駆動やスマートフォンリンク機能など、機能や性能はそれぞれのベースモデルと同様だ。バンドはGST-B500ベースの「GST-B500BD-1A9JF」のみSS製で、ほかは樹脂製。
価格は「GST-B100GB-1A9JF」が57,200円、「GST-B400GB-1A9JF」が57,200円、「GST-B500BD-1A9JF」が60,500円。
メタルカバードモデルにもゴールド&ブラックが登場
ゴールドIPのメタルベゼルとブラックの樹脂バンドがストリートファッションにマッチするメタルカバードモデルが登場。
ベースはG-SHOCKを代表する定番デザインの2モデルだ。スクエアベゼルの「GM-5600」とオクタゴンベゼルの「GM-2100」をチョイス。
色と輝きこそ派手だが、デザインそのものがシンプルなのは注目ポイント。ストリートのBボーイやブラザーならずとも、この夏のカジュアルファッションで「はずしアイテム」としても使ってみたくなるシリーズだ。
機能と仕様はそれぞれのベースモデル同様。価格は「GM-5600G-9JF」が28,600円、「GM-2100G-1A9JF」が30,800円。
新コンセプト「メタルスケルトン」4カラー
スリムなオクタゴンケースで人気のアナデジコンビモデル「GA-2100」をより小型・薄型化したミッドサイズモデル。そのスケルトンケースのベゼル内側にメタルプレートをセットした、新コンセプト「メタリックスケルトン」のモデルが登場。
グレー(GMA-S2100SK-1AJF)、ライトブルー(GMA-S2100SK-2AJF)、ピンク(GMA-S2100SK-4AJF)、ホワイト(GMA-S2100SK-7AJF)の計4色のモデルをラインナップ。中でもコンセプトカラーであるライトブルーとピンクのモデルは、ダイヤルと見切りに微偏光塗装を使用しており、従来のカラーダイヤルとは一風異なる雰囲気を狙っている。グレーのモデルのみ液晶窓が反転液晶だ。
インデックスパーツにはモデルごとに異なる蒸着を施して個性を強調。ケースサイズは46.2mm×42.9mm×11.2mm、重さは41g。すべて駆動は電池式で、電池寿命は3年。価格は各17,050円。
ミッドサイズのメタルカバードもゴールド&ブラック!
ミッドサイズのメタルカバードシリーズにも、ゴールドIPケース&ブラックバンドのモデルが登場。ラインナップは、定番のオリジンデザイン「GM-S5600GB-1JF」と、オクタゴンベゼルの「GM-S2100GB-1AJF」。バンドの美錠にもゴールドのIPを使用するなど、コンパクトモデルならではの取り回しの良さに加え、細部の質感にも目を配っている。
GM-S5600GB-1JFのケースサイズは43.8mm×38.4mm×10.9mm、重さは50g。駆動は電池式で電池寿命は2年。価格は25,300円。
一方、GM-S2100GB-1AJFのケースサイズは45.98mm×40.48mm×11.0mm、重さは55g。こちらも駆動は電池式で、電池寿命は3年。価格は26,400円。
なお、「GM-S5600」と「GM-S2100」にはブロンズカラーの新色も登場。メタルベゼルにブラウンIPを使って艶消しのしっとりした質感に仕上げ、ダイヤルや樹脂バンドも含めてワントーンでまとめている。ベースモデルの着けやすさをそのままに、ブラウンは肌の色との相性も良好。G-SHOCKユーザー層のさらなる広がりを予感させるシリーズだ。
スクエアケースの「GM-S5600BR-5JF」(25,300円)、オクタゴンケースの「GM-S2100BR-5AJF」(26,400円)ともに、機能と仕様は前述のゴールド&ブラック(の各モデル)と同様。
スケルトン+カモフラ柄、2つの人気要素を組み合わせた人気モデル3種
蒸着文字板にカモフラージュ柄、そしてスケルトンケースを採用した、カモフラージュ・スケルトンシリーズが登場。スケルトンとカモフラ柄という、2つの人気要素を組み合わせ、アウトドアやカジュアルファッションで幅広く活用できるデザインとなっている。
ベースモデルは、オリジンのデザインを受け継ぐ「DW-5600」、ビッグケースの「GA-100」と「GA-700」という定番3モデル。どんな季節、どんなファッションにも合わせやすいモノトーンのカラーもポイントだ。機能と性能は各ベースモデルと同様。
価格は「DW-5600SKC-1JF」が13,200円、「GA-100SKC-1AJF」が15,950円、「GA-700SKC-1AJF」が17,050円。
「GMA-S110」と「GMA-S120」にもゴールド&ブラックの新色
ビッグフェイスの定番「GA-110」と「GA-120」をルーツに、ダイヤルにメタルパーツを採用し、ケースをミッドサイズ化した「GMA-S110」と「GMA-S120」。この2モデルにもゴールド&ブラックの新色が登場。この夏のG-SHOCKは、まさにゴールド&ブラック祭りの様相だ。
機能と性能はベースモデルと同様。価格は「GMA-S110GB-1AJF」「GMA-S120GB-1AJF」ともに18,700円。