7月1日、国立研究開発法人 海洋研究開発機構は世界最大の深海魚「ヨコヅナイワシ」の撮影に成功し、注目を集めている。

ヨコヅナイワシは、2021年1月に、静岡県沖の駿河湾でセキトリイワシ科の新種と確認された深海生硬骨魚類。今回撮影に成功したヨコヅナイワシは推定全長253センチだそうだ。撮影場所は、もともとヨコヅナイワシが見つかっていた駿河湾から約400キロメートル以上離れた、水深2,000メートルの深海だ。

水深2,000メートルを超える深海に暮らす200センチを超える硬骨魚類は、わずか7種しかおらず、そのうち、成体が常に深海で暮らすのは「ヨコヅナイワシ」と「ムネダラ」だけだという。発見されているムネダラの最大全長は210センチで、今回発見された推定全長253センチのヨコヅナイワシは深海に住む硬骨魚類では世界最大となる。

ネット上では「弱い魚と書いてイワシいや、デカ過ぎ全然弱くないやん」「ロマンの塊で好き。」「横綱ってネーミングが良いですねぇ😎強くてデカイ」などの声が寄せられた。