ガーミンジャパンは6月8日、ランナー向けの新GPSウォッチ「Forerunner」シリーズから、フルマラソンやトライアスロンなどに挑むアスリート向けのハイエンドモデル「Forerunner 955」および、そのソーラー充電モデル「Forerunner 955 Dual Power」を発表した。

発売日は6月16日。直販価格はForerunner 955が74,800円、Forerunner 955 Dual Powerが84,800円。

  • はForerunner 955のブラックとホワイト

「Forerunner」は、これまで競技者やアスリートからランニング愛好家までの幅広い層をターゲットとしていた「ForeAthlete」シリーズから名前を変更した新シリーズ。健康管理を目的にランニングするビギナーランナーからマラソンランナーまで、ランナー全般に向けて展開する。6月8日時点でのラインナップは今回のアスリート向けモデル「Forerunner 955」のほか、ビギナーや中級者向けの「Forerunner 255」という2シリーズが登場している。

「Forerunner 955」と「Forerunner 955 Dual Power」は、高度なトレーニング機能を搭載したアスリート向けの高機能モデル。アスリートの体調管理やタイムアップを図る高度なトレーニングサポート機能を備えるほか、GNSSマルチバンドに対応し2周波数帯(L1信号・L5信号)の信号を受信できるようになったため、位置情報精度も向上した。

機能面では新たに、睡眠中の心拍変動を解析し、起床時にその日の全体的な健康状態を示す「HRV ステータス」、その日の健康状態に応じてハード/リラックスどちらのトレーニングが適するかを提案する「トレーニングレディネス」などを搭載。アクティビティは、ランニングやトライアスロンなど50種類以上をサポートする。

またForeAthleteから継続して、心拍数や消費カロリー、睡眠スコア計測といったヘルスモニタリング機能、パフォーマンス指標となる最大酸素摂取量(VO2 Max)を計測できる機能、ランニング中のパフォーマンスをリアルタイムで評価する機能、タッチ操作できるフルカラーマップ機能、音楽配信サービスからプレイリストを同期・保存する音楽機能、Suica決済機能なども搭載する。

  • 「HRV ステータス」の画面

  • 「トレーニングレディネス」の画面

  • 最大酸素摂取量(VO2 Max)を計測できる機能

  • マップはタッチ操作が可能になった

操作は従来のボタン操作に加え、画面タッチにも対応し、レースやトレーニング時はボタン操作、日常利用ではタッチ操作といった使い分けが行える。

  • Forerunner 955 Dual Powerのブラックとホワイト

ソーラー充電機能を備えた「Forerunner 955 Dual Power」モデルは長時間バッテリーが特徴。通常のForerunner 955でもGPSモード+光学式心拍計で約42時間、ウルトラトラックモードでは約80時間駆動するが、Dual PowerモデルではGPSモード+光学式心拍計で約49時間、ウルトラトラックモードでは約110時間の長時間駆動が可能だ。

Forerunner 955 (フォアランナー 955)

  • カラー:Black(ブラック)/White(ホワイト)
  • 価格:74,800円

Forerunner 955 Dual Power (フォアランナー 955デュアルパワー)

  • カラー:Black(ブラック)/White(ホワイト)
  • 価格:84,800円