Amazonの再配達は配送業者によって対応が異なる
留守中にAmazonの荷物を受け取れず、郵便受けやドアに「不在票」が入っていたら、再配達を依頼することになります。Amazonの商品配達には複数の配送業者が関わっているため、配送業者によって再配達の対応は異なります。不在票に記載されている方法に従って、再配達を申し込みましょう。
Amazonの配送業者
- Amazon
- ヤマト運輸
- 日本郵便
- 佐川急便
- ヤマトホームコンビニエンス
- SGムービング
- プラスカーゴサービス
Amazonの再配達をアプリやWebから申し込む方法(配送業者別)
Amazon、ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便など配送業者ごとに、再配達の申し込み方を説明します。電話で依頼する場合は、各配送業者の不在表に記載された番号に連絡すればよいのですが、この記事では電話ではなくAmazonアプリや配送業者のWebサイトから申し込む方法を紹介します。
荷物を問い合わせるための追跡番号は配送業者ごとにその呼び名が変わりますが(トラッキングID、送り状番号、伝票番号、お問い合わせ番号など)、いずれも12桁の数字であることに変わりはありません。
Amazonが配送業者の場合
配送業者がAmazonの荷物は、不在票がなくてもAmazonアプリやAmazon.co.jpのWebサイトから再配達を申し込めます。Amazonアプリでは画面最下部の人型アイコンから「注文履歴」を選択、Amazonサイトでは画面右上の自分のアカウント名から「注文履歴」を選択して、次の手順で依頼します。
ヤマト運輸が配送業者の場合
ヤマト運輸の場合は、不在票に貼られたQRコードをスマホのカメラで読み取って依頼するのがオーソドックスな方法です。QRコードから同社のWebページを開いた段階で、伝票番号と荷物は特定されているので、自分の情報と受け取り方法や日時を入力して申し込めばOKです。
同社の無料会員サービス「クロネコメンバーズ」に登録しておけば、自分の情報を入力する手間が省けます。また、クロネコメンバーズの登録者には、不在票のほかにメールでも不達通知が届くので、外出先から帰宅時間に合わせて再配達を依頼することも可能です。
そのほか、LINEでヤマト運輸公式アカウントを友だち登録していれば、LINEにも不在不達のメッセージが届くので、そこから再配達を依頼する方法もあります。PCからは、ヤマト運輸の荷物検索ページにアクセスして、送り状番号(12桁の数字、伝票番号)を入力し、再配達を依頼するとよいでしょう。
日本郵便が配送業者の場合
日本郵便(ゆうぱっく)の場合、不在票に貼付されたQRコードをスマホのカメラで読み込むと、再配達依頼のページが開きます。このときすでに、追跡番号(お問い合わせ番号)や配達局などが自動入力された状態となっています。
また、Webブラウザで「配達のお申し込み受付ページ」にアクセスし、追跡番号(お問い合わせ番号)を入力して再配達を依頼することも可能です。
佐川急便が配送業者の場合
佐川急便の場合、不在票にシールで貼られたQRコードをスマホのカメラで読み取って、再配達受付サービスのページを開きます。同ページに希望再配達日や時間帯、電話番号を入力すると再配達を依頼できます。
また、PCから再配達の依頼ページへアクセスし、営業所番号(4桁)と送り状番号(10桁または12桁)を入力して再配達を申し込むことも可能です。
その他の配送業者の場合
ヤマトホームコンビニエンス、SGムービング、プラスカーゴサービスの各配送業者へ再配達を依頼する場合は、不在表に記載された電話番号で問い合わせましょう。
Amazonの再配達に関するQ&A
不在表がない(紛失した)場合の対処法は?
不在時に配達があったことは確かなのに、不在票を紛失したなど見当たらない場合は、電話で再配達を依頼します。その際、あらかじめAmazonの「注文履歴」から参照できる「トラッキングID」を控えておくとスムーズです。この12桁の数字が配送のお問い合わせ番号や伝票番号にあたります。トラッキングIDは、Amazonの「注文番号」とは異なるので気をつけましょう。
Amazon配送業者の電話番号一覧
- Amazon:0120-899-068(自動音声受付、大型家具・家電おまかせサービスを除く)
- ヤマト運輸:0570-08-9625(スマホ・携帯)、0120-24-9625(固定電話)
- 日本郵便:0570-046-666(スマホ・携帯/通話料有料)、0120-23-2886(固定電話)
- 佐川急便:営業所検索ページで配達地域の担当営業所を調べて電話する
- ヤマトホームコンビニエンス:0120-008-008
- SGムービング:0120-808-011
- プラスカーゴサービス:営業所検索ページで最寄りの営業所を調べて電話する
当日中に再配達してもらう場合の受付時間は?
配達された当日のうちに商品を受け取りたい場合は、配送業者ごとに受付時間が決まっているので、できるだけ早く連絡しましょう。配送業者によっては、不在票に記載されているドライバーの電話番号へ直接依頼することで、遅い時間まで受け付ける場合もあります。
Amazon 当日再配達の受付時間
- Amazon:16:00まで
- ヤマト運輸:Webや電話(自動受付)の場合は17:40まで、サービスセンターやドライバーに依頼する場合は19:00まで
- 日本郵便:各地域の郵便局により受付時間が異なる(参考:筆者最寄りの郵便局は17:00まで)
- 佐川急便:18:00まで(Webまたは電話自動受付にて依頼する場合)
別の住所に変更して再配達を依頼することは可能?
自宅で受け取れなかった荷物を会社に再配達してもらいたいなど、再配達先の住所を注文時とは別の住所に変更したい場合もあるでしょう。ただし、それが可能かどうかは、配送業者によって異なります。
Amazon 再配達先の住所変更対応
- Amazon:不可能
- ヤマト運輸:サービスセンターへ電話で依頼することで可能(Webでの申し込みは不可)
- 日本郵便:可能(近所の家や勤務先に配達可能。集配郵便局に確認のこと
- 佐川急便:原則不可(同社の無料サービス「スマートクラブ」に登録すると、受け取り先を宅配ロッカー、営業所・サービスセンター、提携先店舗のいずれかに変更可能)
再配達の依頼をせず、放置したらどうなる?
再配達の依頼をしなくても、翌日また配達してくれることが多いでしょう。しかし、そのタイミングが合わず、不在中の配達が繰り返されることも考えられます。下記の保管期限を過ぎると自動的にAmazonに返送されてしまうので、時間帯を指定したうえで、早めに再配達を依頼しましょう。
Amazon 配送商品の保管期限
- Amazon:初回配送日を含めて7日間
- ヤマト運輸:初回配送日を含めて7日間
- 日本郵便:初回配送日を含めて7日間
- 佐川急便:初回配送日を含めて8日間
まとめ
Amazonで買い物するメリットの一つが「届くのが早い」ことですが、留守にしているとせっかく早く届いた荷物を受け取ることができません。再配達は、受け取る側にも配達する側にもどちらにも不利益ですので、できるだけ避けたいところでしょう。
Amazonでは「置き配」サービスを提供しているので、注文した商品を玄関口や自転車かごなどの指定した場所に置いてもらって受け取ることができます。置き配のセキュリティ面に不安を感じる人は、市販の簡易宅配ボックスを設置する手もあります。
注文時にレジ画面の「お届け住所」の下にある「配送指示(置き配含む)」をタップすると、置く場所を指定できます。また、再配達の依頼時にも「置き配指定」で場所を指定することが可能です。詳しくは下記の関連記事をご参照ください。