タイガー魔法瓶は3月1日、同社初となる温度調節機能を搭載した電気ケトル「タイガー蒸気レス電気ケトル <7SAFE+> PTQ-A100」を発表した。3月21日に発売し、直販サイト「タイガーオンラインショップ」価格は15,800円。

  • タイガー蒸気レス電気ケトル <7SAFE+> PTQ-A100

タイガー魔法瓶の電気ケトルでは、最大6つの安全構造を備えた製品をラインナップしているが、今回の「PTQ-A100」では、7つ目となる新しい安全構造「傾斜ふたロック」機構を新開発した。本体が傾いたり、倒れたりした場合に、ふた内部にある傾斜検知ユニット内のセーフティーボールが働き、ふたが開かないようロックする。

  • 本体が傾いたり、倒れたりしたとき、自動でふたが開かないようにロック。熱湯がこぼれにくいようにする

加えて、従来と同じく6つの安全構造も備える。具体的には、転倒時のお湯もれを最小限に抑える「転倒お湯もれ防止構造」、注ぎ口からのお湯漏れを抑える給湯ロックボタン、本体が熱くなりにくい本体2重構造、カラだき防止機能、自動通電、蒸気が吹き出しにくい蒸気レス機構の6つ。

なお、ふた部分には、上部の取っ手を持ち上げるだけで簡単に外せる「イージープルアップ構造」、給湯ロックボタンがロック解除状態になっていても、ふたをはずすと自動的にロック状態になる「はずすとロック」も新搭載している。

同社電気ケトル初となる温度調節機能を搭載したことも特徴。取っ手のダイヤル温調スイッチを回すことで、50~100まで、6段階でお湯の温度を調節できる。これにより例えば50は玉露、90はコーヒーなど、適切な温度で飲み物を楽しめる。

  • 取っ手に付いた音調スイッチ。湯沸かし温度を6段階で調節できる

デザインはインテリアのような佇まいを目指し、ふた部分の光沢は水面(みなも)をイメージしたステンレスを採用。また、電気ケトル容器の中からふた内部、注ぎ口までのお湯の経路を斜めに設計し、手首を大きく返すことなく、少しの傾きで楽に注げるようにした。注ぎ口にはリブ(凹凸)と溝を設計し、より細くなめらかな水流を実現したとする。

  • カラーは、オニキスブラック、ルビーレッド、スレートグレーの3色

本体サイズは15.4×26.4×21.2cm、重さは約1.1kg(いずれも本体のみ)。消費電力は1,300W。電源コード長は約1.3m。沸とう時間はカップ1杯分(約140ml)で約45秒、満水時で約5分。カラーは、オニキスブラック、ルビーレッド、スレートグレーの3色。