接続したくないWi-Fiに自動接続されてしまったからWi-Fiを切りたい、そんなときには「コントロールセンター」が便利です。操作はかんたん、左上の四角に囲まれた領域にある扇形のWi-Fiボタンをタップすればいいだけ...けれど、この方法では根本的な問題解決にはなりません。

コントロールセンターのWi-Fiボタンをタップすると、Wi-Fiは「未接続状態」となります。一定時間経過するか場所を移動すると自動的にオンとなり、近くに接続可能なWi-Fiアクセスポイントがないか捜索しはじめます。だからバッテリーを消耗するし、速度が遅い公共Wi-Fi網に接続してしまうなど面倒に巻き込まれることもしばしばです。

いつの間にかオンになるWi-Fiの罠から逃れるためには、Wi-Fiを完全オフすることになりますが、オーソドックスに「設定」→「Wi-Fi」画面にある「Wi-Fi」スイッチをオフにするのは、いかにも手間がかかります。iOSに付属の自動化アプリ「ショートカット」でWi-Fi完全オフのショートカットを作成する方法もありますが、わざわざ作るか、という感も拭えません。

シンプルで手間のかからない方法は、Siriに命令する方法です。いちいち「Wi-Fiをオフにして」などという必要なし、簡潔に「Wi-Fiオフ」でOK。これだけ短い言葉であれば、人前で口にしても目立つことはなさそう。コントロールセンターのWi-Fiボタンで中途半端な状態にしておくより、Siriに頼んで完全オフにしてもらうほうが早くて確実ですよ。

操作手順をカンタン解説

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    1 コントロールセンターのWi-Fiボタンをタップしても、Wi-Fiは未接続状態になるだけで、一定時間経過するか場所を移動すると自動的にオンになってしまいます

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    2 Siriに「Wi-Fiオフ」とだけ話しかけるだけで、Wi-Fiが完全オフになります

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      3 Wi-Fiが完全オフの場合、コントロールセンターのWi-Fiボタンには斜線が表示されます