お子さんの進学に合わせてスマートフォンを持たせたり、あるいは就職や一人暮らしといった生活の変化に合わせて通信環境を見直す人も多い新生活シーズン。2月・3月にスマホを買うなら「学割」は見逃せません。この記事では、NTTドコモの2022年学割「U30ロング割」について解説します。
3行でまとめると…… |
---|
・31歳の誕生月まで割引が続く ・最初の6カ月は3,839円引き ・7カ月目からは550円引き |
「U30ロング割」は何円引き?
2021年秋~2022年春のドコモの学割は「U30ロング割」で、その名の通り30歳以下の方が対象です。前年の学割は22歳以下でしたが、一気に対象年齢が広がりました。学生という条件もないので社会人でも使えます。
気になる割引内容は、最大6カ月間は毎月3,839円引き、7カ月目以降は毎月550円引き。大きな割引を受けられるのは最初の半年だけですが、31歳になる誕生月まではずっと割引が続きます。
適用条件は、申込時点で30歳以下であること、「5Gギガホ プレミア」「ギガホ プレミア」「ギガホ プレミア:2年定期(新規受付終了)」のいずれかを利用すること。他社からの乗り換え(MNP)や新規契約だけでなく、すでにドコモを使っている人でも機種変更や料金プラン変更をすれば対象となります。
「5Gギガホ プレミア」プランの割引例
割引額だけを聞いても、実際に毎月いくらで使えるのかはなかなかイメージしづらいかもしれません。下表は、機種代金を除いた通信料金の例です。
~3GB | 3GB~ | |
---|---|---|
通常料金 | 7,315円 | 5,665円 |
6カ月目まで | 3,476円 | 3,476円 |
7カ月目から | 6,765円 | 5,115円 |
割引対象の「5Gギガホ プレミア」は、データ容量無制限で7,315円/月というヘビーユーザー向きのプランですが、通信量が3GB未満だった月は基本料金が5,665円に自動で下がります。
最初の6カ月間は割引額が調整されるため、3GBを超えても超えなくても割引後の料金は3,476円となります。買い替え直後のアプリのダウンロードや設定、新生活のための準備など、通信量を多く使う場面でも容量を気にせず自由に使えますね。
7カ月目以降の割引後の料金は、3GB以上が6,765円、3GB未満が5,115円となります。
3GB未満でも割引は効きますが、毎月あまり使わないようであれば学割を捨てて小容量プランの「5Gギガライト」への変更を考えた方が良いでしょう。参考までに、5Gギガライトのステップ1(~1GB)は3,465円/月、ステップ2(~3GB)は4,565円/月です。
利用状況によっては割引アップ
U30ロング割は他のいくつかの割引と併用できます。家族でそろってドコモを使っていれば「みんなドコモ割」(最大1,100円/月)、自宅の固定回線もドコモにまとめていれば「ドコモ光セット割」(1,100円/月)、携帯料金の支払方法をdカードに設定していれば「dカードお支払割」(187円/月)を受けられます。
すべてに当てはまっている場合、最初の6カ月間は1,089円/月、7カ月目以降は4,378円/月で利用できます。
補足として、みんなドコモ割が1,100円引きになるのは3回線以上の場合。2回線なら550円引きです。dカードお支払割については、家族分の料金をまとめて支払う一括請求の設定をしている場合、代表回線の支払方法がdカードになっていれば割引を受けられます。
みんなドコモ割やドコモ光セット割は条件を満たしている限りずっと続く割引なので、長い目で見れば学割以上に大きいものです。可能であれば、家族で同じキャリアを使ったり、固定回線も統一してしまった方がおトクに使えるでしょう。