アイワジャパンは、映画館のような臨場感が手軽に楽しめるというショルダースピーカー「ButterflyAudio」を、同社通販サイト「アイワストア」で2月14日から先行販売する。価格は21,780円。発売記念セールを2月1日~2月13日まで行い、20%オフの17,424円で予約注文を受け付ける。

  • ButterflyAudio

エラストマー素材で柔軟性を持たせたネックバンド部分の左右に、大口径100mmのステレオスピーカーを両耳に近づけるかたちで配置。「迫力ある重低音と立体感のある音を、耳や頭部を圧迫しない開放的なリスニングスタイルで提供する」としている。

Bluetooth 5.0に準拠し、低遅延なaptX Low Latencyコーデックに対応したBluetooth送信機が付属し、テレビやゲーム機、PC、スマートフォンなどの音声をワイヤレス再生可能だ。

重さは360gで、頭や身体の一部ではなく肩を接点に全身で支えるため、長時間使用でも快適に使えるとのこと。カラーはベージュ、ブラック、ネイビーの3色。

  • (左から)ベージュ、ブラック、ネイビーの3色

一般的に、中高音と比べると低音に対する耳の感度は低いため、低音を耳にしっかり感じるためには相当の低音域のエネルギーが必要になる。映画館やライブ会場で味わえる臨場感を楽しむには100Hz以下の低音が欠かせないが、これを音圧レベルで表すと90dB。生活環境音で例えると、トラックの走行音や鉄道ガード下の騒音レベルに匹敵するという。

同社ではこの現実を打破するために、「スピーカーを耳に近づけ、低音域はキャンセルする」という発想に行き着いたとのこと。

具体的には、ButterflyAudioのスピーカーと耳の距離を約5cm、一般的なテレビ視聴距離(2m)の1/40に設定。これにより、わずか0.0625%のエネルギーで迫力あるサウンドを追求している。耳とスピーカーとの距離が短いため、壁や天井などからの反射音に左右されず、「どこにいても高品質な音が堪能でき、ソファに座って自分だけの映画館のような楽しみ方が可能」だという。

  • 装着イメージ

耳を包み込まない開放型の形状で、ハウジング内で音が反響しないため、自然な音が広がり、コンテンツを楽しみながら周りの人と会話することもできる。

スピーカーとの距離を前後左右に動かすことで、体型による個人差を調整可能。リスニングポイントを調節でき、「自分好みの音に合わせ、ストレスなく、これまでとは違った新しい音の楽しみ方ができる」としている。

スピーカーにリチウムイオン充電池を内蔵し、約2時間の充電で約20時間連続再生できる。本体サイズは330×180×190mm(幅×高さ×奥行)。

付属のBluetooth送信機は、対応コーデックとしてSBC、AAC、aptXに加え、aptX Low Latencyもサポート。音声入力はアナログのステレオミニ×1と光デジタル音声×2。USB電源(DC 5V/500mA)で動作する。本体サイズは60×60×16mm(幅×高さ×奥行)で、重さは34g。光デジタルケーブル、音声ケーブル、USBケーブルなども同梱する。

  • 付属のBluetooth送信機