ソニーは、薄型テレビ「BRAVIA」の2021年モデル向けに、PlayStation 5(PS5)との連携機能「オートHDRトーンマッピング」、「コンテンツ連動画質モード」を追加するソフトウェアアップデートを提供開始した。適用後のバージョンはPKG6.4285.****JPA。

10月に「2022年1月末日までに無償提供予定」と予告していたアップデートを正式に提供開始。最新バージョンにアップデートしたBRAVIAとPS5を接続すると、各機種に最適なHDR調整や、コンテンツに応じた画質モードの切り替えが自動で行われるようになる。

また、X85Jシリーズは新たに、映像ソースとディスプレイのリフレッシュレートを同期してチラつきを抑制するVRR(Variable Refresh Rate)に対応する。

  • オートHDRトーンマッピングのイメージ
    (C)2020 Sony Interactive Entertainment Inc. Developed by Polyphony Digital Inc.

  • コンテンツ連動画質モードの切り替えイメージ。同機能を利用するにはオート画質モードをオンにする必要がある

アップデートの対象機種は以下の通りで、11月22日から順次、ネットワーク経由またはUSBメモリーでの更新が可能になっている。放送ダウンロードによる更新も実施予定で、BSの場合は2022年1月17日~1月23日、地デジの場合は2022年1月24日~2月6日の期間に行われる。

アップデート時の注意事項など、詳細は同社Webサイトのアップデート情報を参照のこと。

ソフトウェアアップデートの対象機種

  • XRJ-83A90J / 65A90J / 55A90J
  • XRJ-77A80J / 65A80J / 55A80J
  • XRJ-85X95J / 75X95J / 65X95J
  • XRJ-75X90J / 65X90J / 55X90J / 50X90J
  • KJ-75X85J / 65X85J / 55X85J / 50X85J / 43X85J
  • KJ-65X80J / 55X80J / 50X80J / 43X80J

なお既報の通り、ホームシアターシステム「HT-A9」やサウンドバー「HT-A7000」を介してPS5とBRAVIAを接続したときも、2つの新機能を利用可能にするソフトウェアアップデートを2022年春に公開予定だ。