オーディオテクニカは、完全ワイヤレスイヤホン2機種を11月5日から順次発売する。どちらも価格はオープンプライス。発売日と店頭予想価格は、重低音再生にこだわった“SOLID BASS”シリーズの「ATH-CKS50TW」が11月5日発売で18,500円前後。カラーはベージュ、ブラック、ブルーの3色。

  • ATH-CKS50TW(ブラック)

完全ワイヤレスイヤホンを初めて使う人向けに、日常的な使いやすさを追求したカジュアルモデル「ATH-CK1TW」は11月19日発売で、店頭予想価格は7,500円前後。カラーはブラック、ブルー、オレンジ、ホワイトの4色。

  • ATH-CK1TW(左上からオレンジ、ブルー、左下からホワイト、ブラック)

重低音モデルの集大成「ATH-CKS50TW」。NC/外音取込も

2009年の初代モデル登場以来、多くの支持を得てきたSOLID BASSシリーズは、重低音と装着感の関係に向き合い、試行錯誤を重ねてきた。ATH-CKS50TWは重低音モデルの集大成として、「圧巻の重低音を生み出す音響テクノロジーと、低音を逃さない装着スタイルを両立させた」としている。

  • ATH-CKS50TW(ブルー)

新開発の9mm径 SOLID BASS HD TWS ドライバーを搭載し、ドライバー背面には空気の流れをコントロールするための音響スペースとダクトを配置。理想的なドライバーの動きを導くアコースティックダクトにより、豊かな低域表現を追求した。

耳から外れにくい新構造を採用し、低音成分が耳から逃げてしまうことを防ぎつつ安定した装着感も両立。イヤホンと耳の接触面を増やすことで耳への負担も抑えた。左右イヤホンのボタンで音楽再生や音量調整、NC/外音取り込みなどのオン/オフ操作が行える。

さらに、ソニー独自の立体音響技術を活用した音楽体験「360 Reality Audio」の認定モデルとなっており、専用アプリ「Connect」で音場やヘッドホンの音響特性を最適化することで、臨場感あるサウンドが楽しめるとする。

  • ATH-CKS50TW(ブラック)の装着イメージ

フィードフォワード式のノイズキャンセリング(NC)機能に加え、周囲の音をマイクで取り込むヒアスルーやクイックヒアスルーといった機能を装備する。ハンズフリー通話にも対応し、通話時の自分の声をクリアにして相手に届けるcVc 8.0や、自分の発した声をイヤホンに戻して閉塞感を緩和し、話しやすくする「サイドトーン」機能も備える。片耳だけでの使用も可能だ。

Bluetooth 5.2準拠で、コーデックはSBC、AAC、aptX、aptX Adaptive audioに対応。音が途切れにくく安定した接続性を実現するTrueWireless Mirroringをサポートする。音と映像のずれを抑える低遅延モード(Low Latency Mode)も装備。2台のBluetooth機器へ同時接続できるマルチポイントや、Android端末とのペアリングが手軽に行える「Fast Pair」に対応する。

バッテリー持ちは“業界最高クラス”を実現しており、連続再生時間はイヤホン単体で約20時間(NCオフ時)、充電ケースと組み合わせて最大約50時間。急速充電にも対応し、約10分の充電で約90分間(同)の連続再生が可能だ。なお、NCオン時の単体での連続再生時間は15時間となる。

イヤホン本体はIPX4防滴仕様で、重さは片耳約8g。異なる硬さのシリコンによるハイブリッド構造を採用した、新開発のコンフォートフィットイヤピースを同梱。耳に触れる傘の部分は柔らかく、音を伝える軸の部分は音質やNC効果などへの影響を抑えた硬さに仕上げており、XS/S/M/Lの4サイズを用意する。USB-C充電ケーブルも付属する。

  • ATH-CKS50TW(ベージュ)の製品内容

シンプルに使える完全ワイヤレス入門機「ATH-CK1TW」

「完全ワイヤレスイヤホンを使ってみたいけど、落としそうで怖い」、「操作が難しい」といったユーザーの声を受けて開発した、入門向けの完全ワイヤレスイヤホン。

  • ATH-CK1TW(ブラック)

耳穴が小さい人でも自然に装着できるよう、耳のくぼみに収まるデザインを採用。充電ケースはイヤホンが取り出しやすい角度に設計し、持ち運びやすいコンパクトなサイズ感だけでなく、指がかりのあるデザインと手になじむ触感によって落下のリスクを軽減したという。

直感的に使えるボタン操作で、再生/一時停止や曲送り/曲戻し、通話や音量調整が行える。また、ケースから取り出すだけで電源がオンになり、ケースに戻すと電源が切れる。

  • ATH-CK1TW(オレンジ)の装着イメージ

イヤホン本体は雨や汗にも耐えるIPX5/7防水仕様。使い終わったらイヤホンを水洗いでき、清潔に使えるとする。ただし完全防水ではなく、音が出る部分は防水仕様ではない。また、風呂などの高温多湿な場所では使えない。

  • ATH-CK1TW(ブルー)

4.9mm径の小型ドライバーを搭載し、音楽や動画、ゲームの音を迫力のあるサウンドで楽しめるという。ハンズフリー通話に対応し、最適なマイク配置によってマイクに風が当たって風切り音が発生するのを抑える。自分の発した声をイヤホンに戻して自然な通話ができる「サイドトーン」機能も装備。片耳だけでの使用も可能だ。

Bluetooth 5.1準拠で、対応コーデックはSBCのみ。音の途切れに強く、安定した接続を実現する左右同時伝送方式を採用している。音と映像のずれを抑える低遅延モード(Low Latency Mode)や、Android端末とのペアリングが手軽に行える「Fast Pair」を装備。Siri/Googleアシスタントにも対応する。

連続再生時間はイヤホン単体で約7時間。充電ケースと組み合わせると最大約21時間音楽を聴ける。重さは片耳約6g。XS/S/M/Lの4サイズのシリコンイヤピースとUSB-C充電ケーブルが付属する。

  • ATH-CK1TW(ホワイト)の製品内容

オーテク直販サイト1周年記念、モレスキンノートをプレゼント

同社の公式オンラインストアが10月末で1周年を迎えることを記念したキャンペーンを11月1日に開始。同ストアで10,500円以上購入した人に、オーテクロゴを表紙に刻印したモレスキンオリジナルノートブックをもれなくプレゼントする。数量限定のため、なくなり次第終了となる。詳細はキャンペーン特設サイトを参照のこと。

  • オーテクロゴを表紙に刻印したモレスキンオリジナルノートブック