ディーアンドエムホールディングスは、米Polk Audioのコンポーネントスピーカー「Signature Eliteシリーズ」を8月下旬に発売する。価格はブックシェルフ型「ES15」がペアで46,200円、フロア型「ES50」が48,400円(1台)など。いずれもカラーはブラウン、ブラック、ホワイトの3色。

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    Signature Eliteシリーズ(ブラウン)

ブックシェルフ型スピーカー

  • ES15:46,200円/ペア
  • ES20:57,200円/ペア

フロア型スピーカー

  • ES50:48,400円/1台
  • ES55:63,800円/1台
  • ES60:82,500円/1台

センタースピーカー

  • ES30:42,900円/1台
  • ES35:57,200円/1台

サラウンドスピーカー

  • ES10:37,400円/ペア
  • Signature Eliteシリーズ(ブラック)

  • Signature Eliteシリーズ(ホワイト)

Polk Audioは、1972年に米メリーランド州のボルチモアで創業したスピーカー専業ブランドで、創業者のマシュー・ポークが「より多くの人々にリーズナブルながら最高のスピーカーを提供する」というビジョンを掲げて設立。1974年発売のMonitor 7が最初のヒットモデルとなり、以来約半世紀にわたってスピーカーを製造し、グローバルなオーディオブランドに成長した。現在はSound Unitedグループの一員となっている。

Signature Eliteシリーズは同ブランドの「Reserveシリーズ」(6月発売)に続く、国内導入第2弾のコンポーネントスピーカーシリーズ。コンポーネントスピーカーの中核を担う従来の「Signatureシリーズ」をベースに、エンジニアたちが培ってきたスピーカー設計技術を駆使して再構築し、“手に取りやすい価格設定”を目指した。

いずれもツイーターに40kHzまでの帯域をカバーする「テリレン・ドーム・ツイーター」を1基搭載。ハイレゾ対応のストリーミングサービスから映画の高品位なサウンドトラックまで忠実に再生でき、クリアで高精細な高音を実現しているという。

ミッドレンジ/ウーファーには、Signature Eliteシリーズ専用の「ダイナミック・バランス・ポリプロピレン・ドライバー」を採用。ポリプロピレンにマイカを加えて軽さと高い剛性を両立し、さらに独自のダイナミック・バランス・アレイ・プロセスを用いて、スピーカーの設計を完成させる前に不要な共振の原因をピンポイントで取り除いた。

上記のミッドレンジ/ウーファーユニットを、ブックシェルフ型スピーカー(ES20/ES15)とサラウンドスピーカー(ES10)は各1基、フロア型スピーカーのES55/ES50とセンタースピーカーのES30は各2基搭載。フロア型のES60は3基、センタースピーカーのES35は6基搭載する(いずれもユニット径は異なる)。

すべてのスピーカーに、Polk Audioが特許を取得した「パワーポート」テクノロジーを採用。ポートノイズを低減し、「透明感が高く、伸びやかな低音再生」を追求している。

エンクロージャーはMDF製で、高剛性化とダンピング、内部定在波の抑制を施して「聴感上の色付け」を最小限に抑えた。外装には、さまざまインテリアにマッチするインダストリアルデザインを採用している。