クレジットカードや交通系ICカードを登録しておけば、iPhoneの上部を端末に軽くタッチさせるだけで支払いできる「Apple Pay」。QRコードよりかんたん&スピーディーなため、キャッシュレス決済はApple Payをメインにしている、という人が少なくありません。

そのApple Payを管理するためのアプリ「Wallet」には、複数の電子マネー/交通系ICカードやクレジットカードを登録できます。iPhone 7/7 Plusには8枚、8/8 Plus以降には12枚までのカードを登録でき、必要に応じて使いわけることが可能です。

「メインカード」は、複数のカードを登録したWalletアプリにおける概念です。メインカードに指定されたカードは、Walletアプリを起動したときいちばん手前(画面中央)に表示され、以降のApple Payでの支払いで優先的に使用されます。財布のいちばん取り出しやすい位置に挿し込まれたクレジットカード、といったところでしょうか。

複数のカードを登録している場合、どれをメインカードにするかによって利益・不利益が発生します。たとえば、特別キャンペーンを実施しているカードがあるときには、それをメインカードにしておけば当選率やキャッシュバック率が上がります。クレジットカードの使用はできるだけ控えたいという場合は、交通系ICカードをメインカードにしておくと、チャージした範囲内での利用にとどめることができます。

メインカードを変更する場合は、『設定』→「WalletとApple Pay」→「メインカード」の順に画面を開き、使用したいカードをタップしてチェックを入れます。または、Walletの画面でカードをドラッグし、いちばん手前(画面中央)に移動させましょう。以降、そのカードがメインカードとして使われるようになります。

  • Apple Payの「メインカード」とは?