ヤフーは、「Yahoo!天気」アプリ(Android版、iOS版)において、熱中症の危険性が極めて高いと予測された際に、環境省と気象庁から発表される「熱中症警戒アラート」を7月28日から通知する。また、あわせて、Yahoo! JAPANが独自に算出した熱中症危険度レベルを発信する「熱中症情報」の通知も開始した。

「熱中症警戒アラート」は、熱中症予防を目的として2021年から全国で運用開始された取り組み。気温や湿度、輻射熱(日差し等)から算出される暑さ指数「WBGT」に基づき、熱中症の危険性が極めて高いと予測された際に発表される。Yahoo! JAPANでは、まず6月30日に「Yahoo!防災速報」アプリ(Android版、iOS版)でプッシュ通知を開始し、7月28日から「Yahoo!天気」アプリでも提供を開始した。

また、「Yahoo!天気」において「熱中症情報」のプッシュ通知も開始する。「熱中症情報」は「WBGT」に準拠し、米国の基準の「Extreme(極めて危険)」を加えたYahoo! JAPAN独自の熱中症危険度のレベルを市区町村ごとに発信している情報。熱中症危険度のレベルは6段階あり、「ほぼ安全」「注意」「警戒」「厳重警戒」「危険」「極めて危険」の順に危険度が上昇する。どのレベルから通知を受信するかの設定が可能で、ユーザー一人ひとりがニーズに合わせた情報を取得できる。

なお、気象庁によると、8月~10月の気温は広い範囲で平年並か平年より高くなる見込み。室内でも十分な熱中症対策が必要になるという。

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