ヤフーは7月27日、iOS/Android向けアプリとして提供する「Yahoo! MAP」の混雑予報機能の対象施設を全国17万件以上に拡充したことを発表した。

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「Yahoo! MAP」の混雑予報機能は、ショッピングモールをはじめとする大型商業施設やスーパー、薬局などの施設周辺の混雑状況を確認できるもの。2020年6月の機能提供開始時点では全国約28,000件が対象となっており、約1年で6倍強に対象施設が増えたことになる。

混雑予報機能では、曜日ごとの混雑予報を棒グラフで、当日の実績を折れ線グラフで、それぞれ1時間ごとに表示する。一部の施設については、「いつもより空いています」「平均的な混み具合です」「いつもより混雑しています」とふだんの混雑状況からの変化を表示し、よりわかりやすくしている。

  • 混雑状況の確認方法

    店舗や施設を検索し、検索結果のリストで目的の施設をタップすると、詳細情報として混雑状況を確認できる

ヤフーでは、新型コロナウイルスによる感染症が拡大している現状をふまえ、「政府は、不要不急の外出・移動の自粛などの感染防止対策の徹底を呼びかけていますが、お買い物など外出せざるを得ない場合も予想されます。そのような時に、『混雑予報』を活用して、外出時の混雑を避けるためにお役立ていただきたいと考えています」といい、「Yahoo! MAP」の混雑予報や混雑レーダーなどの機能提供を通じてユーザーの混雑を避ける行動をサポートしたいとしている。