シャープは6月21日、Dynabookと共同開発したChromebook「Dynabook Chromebook C1」について、Wi-Fiモデルの商品化を発表した。教育機関向けに、7月下旬以降に発売する。

  • Dynabook Chromebook C1。コンバーチブルタイプで、ディスプレイを360度

Dynabook Chromebook C1は、11.6型のタッチディスプレイを搭載したChrome OS採用ノートPC。LTEネットワーク対応モデルを2021年3月にラインナップしていたが、今回新たにWi-Fiモデルが加わった。

本体は11.6型のTFT液晶(1,366×768ドット)を搭載し、別売の専用スタイラスペン「SHKHR1」に対応。ペンは本体に収納できる設計になっている。カメラはメインが100万画素、サブが500万画素。MIL規格に準拠した堅牢性や防滴性能を備える。

プロセッサには、Qualcommのエントリー向けSoC「Snapdragon 7c」を採用し、メモリは4GB、ストレージは32GB。本体サイズは286×206×19.8mm、重さは約1.35kg。通信はWi-Fi 5(IEEE802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.1。