多くのアプリは、背景部分やボタン類に白/薄いグレーを利用します。iOS標準装備のアプリでいえば、設定アプリは白とグレーの組み合わせで、メモアプリの下地はオフホワイト調です。目になじむ、見慣れた色調ですよね。

その白/薄いグレー系の色調が一変することもあります。その原因のひとつが「ダークモード」で、『設定』→「画面表示と明るさ」の順に画面を開き、手動で「ダーク」をチェックするか、自動スイッチをオンにして日の入までライト(通常)モードにするか、カスタムスケジュールを設定すると、iPhoneに画面モード切替を委ねることができます。コントロールセンターに「ダークモード」ボタンを登録しておけば、手動でも画面モード切替をスピーディーに実行することが可能になります。

画面が黒っぽくなり元に戻らないとき、まず疑うべきはダークモードです。『設定』→「画面表示と明るさ」画面で「ダーク」が選択されていないか、自動スイッチがオンでオプションが適用される時間帯でないか、コントロールセンターの「ダークモード」ボタンを誤って押さなかったかを確認しましょう。

原因がダークモードでない場合は、画面が反転表示されていると考えられます。『設定』→「アクセシビリティ」→「画面表示とテキストサイズ」の順に画面を開き、「反転(スマート)」または「反転(クラシック)」どちらかのスイッチがオンの場合、それをオフにします。

画面を反転した記憶がない場合には、『設定』→「アクセシビリティ」→「ショートカット」画面を開き、「反転(スマート)」または「反転(クラシック)」がチェックされていないか確認しましょう。チェックされていた場合は、なにかの拍子にサイドボタンをトリプルクリックしてしまい、そのいきおいで「反転」を選択してしまった可能性大です。これを機に設定を見直しましょう。

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