ニコンは6月2日、ニコンZマウントのフルサイズミラーレスカメラに対応した標準マイクロレンズ「NIKKOR Z MC 50mm f/2.8」を発表しました。同時発表の中望遠マクロ「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」と合わせ、Zシリーズでは初となるマクロレンズ。一眼レフ用の60mmマクロと比べて大幅な小型軽量化を図りつつ、描写性能を高めています。

希望小売価格は94,160円で、発売は6月25日。予約は6月4日10時から受け付けます。

  • ニコンZマウント初のマクロレンズ「NIKKOR Z MC 50mm f/2.8」。小型軽量に仕上げており、ふだん使いにも向く

標準レンズとしてふだん使いしやすいマクロレンズ。最短撮影距離は0.16m、最大撮影倍率は1.0倍。フォーカス時に前方部分のレンズ群を動かす「前群繰り出し方式」を採用しつつ、ステッピングモーターの搭載で従来の標準マクロと比べて大幅な小型・軽量化を果たしています。

  • 長さは66mmと短く、カメラに装着したままでも持ち運びしやすい

  • 繰り出した鏡筒には、倍率や距離がひと目で確認できる倍率/距離表示がプリントされている

レンズは防塵防滴構造。外装は高級感を追求した新デザインを採用しつつ、S-Lineのエンブレムも一新しています。最大径は74.5mm、長さは66mmで、重さは約260g。フィルター径は46mm。

  • Z6 IIに装着したところ