ある日突然、Twitterアカウントがロックされたら誰でもパニックになりますよね。利用規約を守ってTwitterを利用しているつもりでも、思わぬ落とし穴にはまる場合があります。この記事ではTwitterアカウントのロックの主な原因と解除方法を説明します。

Twitterアカウントの「ロック」とは

アカウントロックとは、Twitterからの警告のようなもの。いきなり退場処分とはならず、復旧の可能性が残された状態です。Twitterでアカウントロックを受けると以下のようになります。アカウントの利用停止に関する警告としては、比較的ソフトなものと言えるでしょう。

  • 「このアカウントはロックされています」というメッセージが表示され、自分のアカウントにログインできない
  • ツイートやフォロー、リツイート、いいねなどの操作が不可
  • 他のユーザーが自分を検索・閲覧しても「このアカウントは存在しません」となります

※2021年6月3日、他のユーザーが自分の情報を検索・閲覧した際の記述を更新しました。

アカウント「ロック」と「凍結」の違い

Twitterのアカウント利用の停止には、「ロック」「凍結」「永久凍結」の3段階があります。

  • ロック:アカウントへのログイン不可
  • 凍結:凍結済みアカウントと明記され、フォロー/フォロワーがゼロとなる
  • 永久凍結:最も厳しい対応。閲覧対象から削除され、新しいアカウント作成も不可。

ロックと凍結の大きな違いは、凍結ではアカウントにログインができること。しかし、凍結されるとツイートなどの操作はできず、フォロー数・フォロワー数ともゼロになり、新しくアカウントをフォローすることもできません。また、他のユーザーがアクセスすると、「アカウントが凍結されています」と表示されてしまいます。

ロックも凍結も、Twitter側に異議申し立てができます。ただし、ロックは異議申し立てによって復旧できる場合が多いのに対し、凍結は“一時利用停止”である凍結状態から、そのまま「永久凍結」に進んでしまうこともあります。永久凍結された場合はアカウントの復旧が不可能になるだけでなく、新たなアカウントの開設も難しくなります。

Twitterのアカウントロックの主な原因

Twitterには規約(ルール)が定められており、それに違反した場合にアカウントがロックされてしまうことがあります。ロックの原因となり得る規約違反は主に以下の5つです。

  • 自動化された操作
  • 大量のアカウント作成
  • 違反ツイート
  • 過剰なフォローやリツイート、いいね
  • セキュリティを目的とするロック(不自然なアクティビティ)

ひとつずつ解説します。

自動化された操作

アカウントがロックされる大きな原因のひとつが、Twitterのルールに反する「自動化」です。Twitter上で行うアクションを自動化すること自体は禁止されていませんが、同じ内容のツイートを繰り返し投稿するなど、過剰な自動化はスパム行為とみなされます。また、Twitterのルールでは自動化ツールを用いて、いいね、過剰なリツイート、過剰なフォローやフォロー解除をする行動を禁止しています。

なお、Twitterによる自動操作の検知には稀にエラーも発生します。身に覚えがない場合は、Twitterへ異議を申し立てることにより数日でアカウントが復旧する可能性があります。

大量のアカウント作成

Twitterでは複数アカウントの作成自体は禁止されていません。しかし、同じIPアドレスで大量のアカウントを作成したことにより、ロックされてしまうケースがあるようです。

違反ツイート

Twitterのルールに反する内容をツイートした場合も、ロックの対象になります。ルールで禁じられているのは、暴力をほのめかす脅迫や、児童の性的搾取、攻撃的な行為や嫌がらせ、ヘイト行為、自殺または自傷行為の助長や扇動、暴力描写や成人向けコンテンツを含むセンシティブな画像や動画の投稿などです。そのほかにも、他人の個人情報の公開やなりすましなどもロックの対象になります。

過剰なフォローやリツイート、いいね

フォローやいいね、リツイートなどを過剰に繰り返した場合も、ロックの原因となります。前述した通り、サードパーティ製の自動いいねツールはルール違反に該当します。自動フォローツールも過剰に利用すれば、アカウントロックのリスクをはらみます。

セキュリティを目的とするロック(不自然なアクティビティ)

Twitterアカウントが不正に乗っ取られた可能性などを検知し、ロックの対象とするケースもあります。この場合、ロック時に「セキュリティ上の理由によりアカウントがロックされている」というメッセージが表示されます。ロック解除後は、身に覚えのないツイートが発信されていないかなどの確認も必要です。

アカウントロックの解除方法

ロックを解除するには、「電話番号認証」や「異議申し立て」などいくつかの方法があります。

「電話番号認証」でロックを解除する

「自動化された行為」が理由でのロックされた場合は、電話番号認証を行い、Twitter側にアカウントの正当な所有者であると証明する必要があります。 まずはロックされているアカウントにアクセスし、ロックを告げるメッセージの案内に随って電話番号入力画面に進みます。

  • Twitterでロックを解除する方法、電話番号認証

    「電話番号を追加」画面で自身の番号を入力し、「次へ」をタップします

その後、スマートフォンに認証コードが書かれたSMSが届きます。 認証コードをTwitterに入力し、ロックを解除します。

「異議申し立て」からロックを解除する

自身に重大な原因がなければ、Twitterに異議申し立てを行うことによって、ロックを解除できる場合もあります。手順は、ロックされたアカウントにログインした上で、アカウントの凍結またはロックに異議申し立てをするにアクセスし、フォームに必要事項を入力して送信します。

異議申し立てフォームの送信後、概ね2~3日でサポートチームからメールが届き、問題のない場合はロックが解除されます。しかし、場合によっては何度かサポートチームとやり取りが必要なこともあるでしょう。フォームを送信した後も、メールをチェックして連絡がないか確認しましょう。

  • Twitterでロックを解除する方法、異議申し立て

    ロックの問題に関する情報と、自身の情報を入力し、フォームを送信します

異議申し立てフォームの「問題の詳細」欄には、問題の概要や要望を記載しますが、その例文を紹介します。状況別に「自身でも原因がわからない場合」、「Twitter側の手違いと思われる場合」の2種類を用意しました。

【自身では原因がわからない場合】異議申し立て時の例文

「Twitterルールを守って運用しておりましたが、〇月〇日にアカウントがロックされてしまいました。万が一にもルール違反がないよう、あらためてよく読み込み、厳守いたします。ロックの解除をお願いします」

【Twitter側の手違いだと思われる場合】異議申し立て時の例文}

「Twitterルールを守って運用しておりましたが、〇月〇日にアカウントがロックされてしまいました。ロックされた原因は〇月×日に行った(自分が推定する操作)と思われますが、実際には(誤解ではない理由)であり、手違いと思われます。ロックの解除をお願いします」

「パスワード変更」からロックを解除する

「セキュリティ上の理由によりアカウントがロックされている」というメッセージが出る場合は、パスワードを変更することでロックを解除できるか試します。パスワード変更時には、パスワードの使いまわしを避けましょう。

機能制限された状態のままTwitterを使って、ロック解除を待つ

過剰なフォローやリツイート、いいねなどの不審な操作が原因でアカウントがロックされた場合は、ロック解除のために2つの選択肢あります。

  • ある程度の期間、一時的に制限された状態でTwitterを使う
  • 電話番号またはメールアドレスで認証手順を完了する

一時的に機能が制限された状態でTwitterを使う場合、検索結果や通知画面で自分のアカウントやツイートが除外される場合があります。機能が制限される期間はケース・バイ・ケースですが、制限期間の日数は画面上にて事前に表示されます。

なお「何度も繰り返しルールに違反している」「他のアカウントに過剰に迷惑をかけている」と判断された場合、電話番号やメールアドレスでの認証は選べず、Twitterの一時機能制限のみがロック解除の方法となることがあります。

アカウントロックの解除にかかる期間の目安

アカウントロックの解除にかかる期間は、その原因や対処法によっても異なります。パスワード変更や電話番号認証で解決する場合は、手続きが済めばすぐにロックが解除されます。しかし、Twitter側に異議申し立てを行う場合は、サポートから返事が来るまでに約2~3日、あるいはそれ以上かかる場合もあります。