NTTドコモの井伊基之社長は、NTTグループの2020年度決算会見において、オンライン専用の新プラン「ahamo」の契約数が100万を突破したと明かした。事前エントリー数は約250万件だったという。

内訳はドコモ既存ユーザーからの移行が多いものの、他社からの流入も一定数あったとした。井伊氏は2020年度 第3四半期決算の際に「年間で100万契約いけばいいと思っていた」と話しており、これが早々に達成された形だ。

  • ドコモの顧客基盤について(NTTドコモの2020年度決算会見資料より)

また、MVNOと連携した廉価な料金プラン「Economy」(エコノミー)については現在複数のMVNOと内容を協議しているといい、「準備ができ次第発表する」とコメントした。

このほか、2021年度中に5GのSA(スタンドアロン)サービスを提供したいとし、5Gサービスの契約数は2021年度で1,000万契約を目指すとした(2020年度で309万契約)。5Gサービスについては、高速通信や同時多接続などの特徴を生かした事業の創出を図っていくという。