NTTドコモ、KDDI・沖縄セルラー電話(au)、ソフトバンクは3月26日、大規模災害発生時などに音声メッセージをパケット通信で届ける災害時専用サービス「災害用音声お届けサービス」を、2022年3月31日に終了すると発表した。

災害用音声お届けサービスは、日本国内で大規模な災害が発生した際に提供される無料サービス。電話がつながりにくくなった場合に、音声通信に代わり安否などの音声メッセージを指定の電話番号宛に届けられる。

4社は、音声メッセージなどをパケット通信で送る類似サービスが多く提供されており、災害時にも同サービス以上の内容を提供できる環境が広く普及したとして、2021年度でのサービス終了を発表した。代替サービスとして、「+メッセージ」のボイスメッセージ送信や、テキストのメッセージを届ける災害用伝言板などを挙げている。なお、au5Gの契約者は2021年9月30日にサービス提供が終了する。