時間の計算、面倒ですよね。ふだん我々が使う数字は10進法ですが、時間は60進法(秒・分)と12進法(時)、10進法(小数点時間)が入り乱れているため、混乱してしまいがち。現時点から○時間△分後の時刻を正確に計算せよといわれても、寝ぼけ眼で暗算しようものなら計算ミスは必至です。

iPhoneで○時間△分後の時刻を正確に計算する場合、表計算アプリの利用や計算機能を提供するWEBサイトにアクセスすることを除けば、方法は2つあります。

ひとつは、Siriに質問すること。Siriを呼び出し、「いまから○時間△分後は何時」などと訊ねれば、「○時△分です」という具合に即答してくれます。答えが日付をまたぐ場合は、「明日の○時△分です」や「2021年○月△日○時△分です」といった形式で答えてくれます。

もうひとつは、時計アプリのタイマー機能を利用すること。時間をセットして「開始」ボタンをタップすれば、大書された経過時間の下に、ベルとともに○時間△分後の時刻が表示されます。Siriに同じ内容の質問をした場合、その時点の計算をするだけですが、タイマー機能を使うため一時停止/再開も可能なため、単なる時間の計算以外の用途にも活用できます。

ところで、時間単位の変換であればSiri一択です。たとえば、「28分18秒は何秒」と質問すれば「1,698秒」、「19時間15分は何分」と質問すれば「1,155分」とすぐに答えてくれます。足し算や引き算までは対応していないものの、単位変換など時間に関することはとにかくSiriに質問すればOK、そう覚えておけばいいかもしれませんね。

  • ○時間△分後の時刻を求めるベストな方法は?