◆Godfall(グラフ33)

Godfall
Counterplay Games Inc.
https://www.godfall.com/jp/

2020年11月に発売開始された新作。幸いにもBenchmark Modeを内蔵しているので、筆者の目的にはピッタリである。

ちなみにテスト方法であるが、インストールして起動すると、オープニングの後でいきなりゲームが始まる(Photo17)ので、Escapeキーでメニューを出す(Photo18)。まずは設定メニューを呼び出し(Photo19)、ビデオ画面で解像度や品質の設定を行う。終わったら再びPhoto18の画面に戻り、ここでベンチマークモードを起動するとベンチマークがスタート(Photo20)。最後に結果を表示して終了である(Photo21)。

  • Photo17: "New Game"とかの項目はなく、いきなりゲームがスタートする。

  • Photo18: ちなみに"設定"が出せる場合と出せない場合があるので注意。

  • Photo19: DLSSやDXRTには現状未対応。

  • Photo20: この時点で平均FPSしか出てないあたりで察するべきだったのだろうが。

  • Photo21: まぁそれでもこの平均FPSが(何も操作をしないと)ちゃんと表示され続けるだけ、次のHitman IIIよりマシではある。

とまぁここまではいいのだが、欠点は

  • 平均フレームレートを取得するだけ。最大/最小フレームレートとかフレームレート変動は記録されない。
  • ログファイルも生成されない。画面に表示されるだけ。
  • OCATを仕掛けると、100%の確率でベンチマークが止まる。

であり、そんな訳で平均フレームレートを比較するだけしか出来ない。まぁ参考程度ということで理解していただきたい。

ちなみにベンチマークであるが、設定は

  • ディスプレイモード:全画面
  • 画像解像度:1920×1080/2560×1440/3200×1800/3840×2160
  • 垂直同期:オフ
  • デフォルト画質:高
  • その他の設定:デフォルトのまま

で行った。

  • グラフ33

さて結果がグラフ33であるが、もう御覧の通りで

GeForce GTX 1660 Ti < GeForce RTX 2060 Super ≒ GeForce RTX 3060 < GeForce RTX 3060 Ti

という感じ。GeForce RTX 2060 SuperとGeForce RTX 3060の性能差は1fps程度でしかなく、Final Fantasy XVと同じく甲乙つけがたいというレベルにとどまっている。2Kなら楽しめるが、2.5Kはスペック上ギリギリ。3K以上は厳しいという感じで、これはGeForce RTX 2060 SuperとGeForce RTX 3060のどちらにも当てはまる話である。

◆Hitman 3(グラフ34)

Hitman 3
IO Interactive A/S
https://www.epicgames.com/store/ja/product/hitman-3/home

今年1月20日に発売開始された新作。以前Hitman(区別のためHitman 2016などと書いた)とかHitman Absolutionなどを使ってきたから懐かしい感じではある。

起動するとまずメニューが出てきて(Photo22)、ここでOptionsを選ぶと設定メニュー(Photo23)が出てくる。ここで設定を行った後に、一番下にある"Start Benchmark with current Settings"を押すとベンチマークがスタート。複数のシーンで兎に角撃ちまくって破壊したあとで、最後に平均フレームレートを表示(Photo24)して終了、という手順だ。

  • Photo22: 実際に遊ぶ場合はここで"PLAY"を選ぶことになるが、ベンチマークだけだとOPTIONSから呼べるのは便利。

  • Photo23: 実際にはこんなに縦長ではないのだが、スクロールさせると3画面ほどになるので、その3画面を合成したものである。

  • Photo24: 多分最大の問題は、この結果が十数秒しか表示されないこと。なので見逃すとベンチマークやり直しになる。

実はこのHitman IIIもGodfall同様に

  • 平均フレームレートを取得するだけ。最大/最小フレームレートとかフレームレート変動は記録されない。
  • ログファイルも生成されない。画面に表示されるだけ。
  • OCATを仕掛けると、100%の確率でベンチマークが止まる。というか、そもそもベンチマークがスタートしない。

という、ちょっと困ったものである。もっともこれはかつてのHitman 2016もそうだったのだが、ただHitman 2016は途中でバージョンアップがあってログが取れる様になったり、と色々改善が見られたので、Hitman 3もいずれバージョンアップされることを期待している。

ということでベンチマークであるが、設定は

  • Resolution:1920×1080/2560×1440/3200×1800/3840×2160
  • Display Mode:Exclusive Fullscreen
  • V-Sync:Off
  • HDR:Off
  • Level of Detail:Medium
  • Texture Quality:High

とし、あとは全てデフォルトのままで実施した。

  • グラフ34

さて結果であるがグラフ34の通りである。FF15とかGodfallに比べると、もう少しGeForce RTX 2060 SuperとGeForce RTX 3060の差は開いているが、それでも4~8fps程度の差でしかない。今回の設定なら、2K/2.5Kは十分楽しめるが、3Kだとギリギリ、4Kは厳しいという感じになった。

◆Horizon Zero Dawn(グラフ35~41)

Horizon Zero Dawn
SIE
https://www.jp.playstation.com/games/horizon-zero-dawn/

設定方法はこちらのHorizon Zero Dawnの項に準じる。設定はクオリティ優先で測定を行った。なお、こちらもOCATを使ってフレームレートを取得しており、平均/最大/最小フレームレートはこのOCATの値をベースに示している。

  • グラフ35

  • グラフ36

  • グラフ37

さてまず平均/最大/最小フレームレート(グラフ35~37)だが、妙にGeForce RTX 3060 Tiが2K~2.5Kで伸び悩んでいるのが判る。ちなみにこれはOCATでなくベンチマーク自身の結果でもそうなっている。ただもともとHorizon New Dawnの場合、ある程度以上GPU性能が上がるとむしろ頭打ちになる(例えばこれ)傾向はあり、GeForce RTX 3060 Tiはこれに引っかかったものの、GeForce RTX 3060以下はそこまで性能が高くないため、割と素直な傾向になった、という可能性もある。

GeForce RTX 2060 SuperとGeForce RTX 3060の差は比較的大きめで、2Kで15fps、4Kでも9fpsほどの差があるし、4Kであってもこの2製品の最小フレームレートは60fpsあるあたり、結構高解像度でも楽しめるとして良さそうだ。

  • グラフ38

  • グラフ39

  • グラフ40

  • グラフ41

もっともフレームレート変動(グラフ38~41)を見ると相変わらず変動は多めで、3K以上はスパイクも出たりしているので、どこまで遊べるかは微妙なところではあるのだが。またGeForce RTX 3060とGeForce RTX 3060 Tiの差だが、2.5K(グラフ39)を見るとGeForce RTX 3060 Tiが最高速の期間もそれなりにあるし、2K(グラフ38)でも2つがほぼ変わらない期間もある。にも拘わらずトータルではGeForce RTX 3060の方が上、というのはGeForce RTX 3060 Tiはフレームレートの変動がやや多めなことに起因するのだろう。