ヤマダホールディングスは1月18日、傘下のヤマダデンキ、ベスト電器、九州テックランド、Project White、マツヤデンキ、星電社、黒川デンキ、加藤商事の子会社8社について、ヤマダデンキを存続会社として吸収合併する決定をしたと発表した。2021年7月1日の予定で合併を実施する。同社の組織改編の一環として、家電量販事業をヤマダデンキに集約する。

  • ヤマダHD、ベスト電器やツクモなど家電子会社を合併集約へ

    家電量販事業の再編イメージ

ベスト電器やProject Whiteの運営するツクモなど、独立した屋号(店名)で店舗を展開している子会社もあるが、今回の合併発表ではそれら屋号の今後についての決定は公開されていない。なお、ツクモは公式Twitterで合併後も「ツクモ(TSUKUMO)の屋号は残る」と説明している。

  • ツクモは公式Twitterで屋号の存続を説明

ヤマダホールディングスではこの合併により、子会社のノウハウ・経営資源を集約、新たな地域区分による社内分社制を導入することで経営効率を高め、グループ戦略の迅速な推進およびSDGs、ESGの取り組みを通じた企業価値の向上を実現するとしている。