2020年末は近年まれに見るゲームの当たり年。「ウォッチドッグス レギオン」「アサシンクリード ヴァルハラ」「サイバーパンク2077」など、AAA級ゲームが一気に発売となり、どれからプレイしようか、次はどれをプレイしようかと迷っているゲーム好きも多いだろう。その一方で、これらAAA級ゲームを高解像度、高画質でプレイするには高いスペックが必要だ。これを機会に最新スペックを備えたPCへの買い替えを検討しているなら、注目してほしいのが、マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune」から発売されたデスクトップ型の「G-Tune XM-Z」だ。

  • マウスコンピューター「G-Tune XM-Z」、219

    マウスコンピューター「G-Tune XM-Z」、219,800円(税別)から

ハイエンドな基本性能をチェック

G-Tune XM-Zは、CPUに8コア16スレッドのCore i7-10700K、グラフィックスカードにNVIDIA最新のGeForce RTX 3070、メモリは16GB、ストレージは512GBのNVMe SSDと2TBのHDDを組み合わせて十分な容量を確保し、CPUクーラーには簡易水冷を採用と冷却面にもこだわっている。最新ゲームをゴリゴリに遊べるだけの性能が詰まったPCだ。

  • サイドパネルを外し、側面から見たところ。サイズは約W188.8×D395.7×H400mm、重量は約12.1kg
    ※ビデオカードのメーカーは購入時期によって異なる可能性があります

  • 前面にHDMI出力があり、VR機器と接続しやすいのも便利

  • 前面のHDMIを使うには、グラフィックスカードのHDMI出力を背面のHDMI入力に接続する必要がある

  • CPUは第10世代CoreシリーズのCore i7-10700Kを搭載。8コア16スレッドとゲームプレイに十分なコア数があり、ターボ・ブースト時の最大クロックは5.1GHzと高い

  • CPUクーラーには12cmサイズのラジエーターを採用する簡易水冷を搭載。静音性と冷却性の両方を確保している

ゲーミングPCの心臓部といえるグラフィックスカードが一番の注目点だろう。GeForce RTX 3070は、NVIDIAの最新GPUで、データを処理するためのCUDAコア数が5,888基と前世代のRTX 2070 SUPERの2,560基から倍以上に増え、強烈な性能向上を果たしている。人気ゲームのフォートナイトやマインクラフトにも実装され注目されている、リアルな光線処理を実現するレイトレーシングに対する性能も強化。まさに、最新ゲームを遊ぶのに最適なグラフィックスカードといえる。

  • グラフィックスカードはGeForce RTX 3070を搭載
    ※ビデオカードのメーカーは購入時期によって異なる可能性があります

  • GPU-Zでの表示。ビデオメモリはGDDR6が8GB搭載されている。ブーストクロックは1,725MHzと定格動作だった

  • TGP(カード全体の消費電力)も220WとRTX 3070の基本スペック通り

メモリはDDR4-2666が16GB(8GB×2枚)搭載されている。これまでのゲームタイトルはメモリ搭載量8GB以上推奨が一般的だったが、最近のAAA級タイトルでは16GB以上推奨が多くなっているので、これは安心のポイントだ。ストレージは512GB NVMe SSDと2TB HDDの2台搭載されている。データ転送速度に優れるNVMe SSDにメインでプレイしているゲームをインストール、それ以外のゲームはデータ転送速度は遅いが容量の大きいHDDにインストールなど、使い分けできるのが便利。最近はゲーム1本で容量100GBを超える場合も珍しくないので、余裕があるのはうれしいところだ。

  • NVMe SSDにはヒートシンクが備わっており、冷却面も万全だ

  • NVMe SSDのデータ転送速度。シーケンシャルリード1,748.50MB/s、シーケンシャルライト1,462.64MB/sとNVMe SSDとして高速な部類ではない(7,000MB/s超えのSSDもあるため)が、それでもHDDに比べると10倍ほど高速だ

  • 2TBのHDDをケース上部の3.5インチベイに搭載

  • HDDのデータ転送速度。シーケンシャルリード181.60MB/s、シーケンシャルライト123.44MB/sしか出ないため、ゲームのロード時間などはSSDより遅くなるが、容量あたりの単価が安いため、ゲームのインストール先として今でも人気