カメラ機器の展示会「CP+」を主催する一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は12月9日、2021年2月25日から開催予定だったパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)での「CP+」リアル開催を見送り、オンラインのみでの単独開催にすると発表した。

  • 「CP+」公式サイト

「CP+」は、カメラや写真に関する総合展示会。例年カメラメーカーなどが新製品の展示や発表を行う注目の場となっている。2020年は新型コロナウイルスの影響で全日程の開催を中止したが、2021年はオフラインとオンラインを複合した新しい形で開かれる計画だった。

しかし、新型コロナウイルス感染者数が再拡大している状況を踏まえ、2021年はオンラインイベント「CP+2021 ONLINE」のみの単独開催に決定。オフライン(リアル開催)会場となるパシフィコ横浜での開催は中止される。

会期は2021年2月25日(木)~2月28日(日)で、当初発表から変更はない。アーカイブ公開は2021年3月31日まで。

CIPAは「現在の新型コロナウィルス感染者数の急速な再拡大という事態により、やむなく」オフライン開催の中止を決定したという。「CP+は、今回はオンラインという形でカメラ・写真映像産業と写真映像文化を引き続きアピールして参ります」とコメントしている。