キヤノンは11月6日、望遠鏡型の小型カメラ「PowerShot ZOOM」の発売日を12月10日に延期すると発表した。当初は11月中旬より販売するとしていたが、十分な数の製品を供給できない可能性があるとして延期することにした。仕様に変更はない。価格はオープンで、予想実売価格は税別32,500円前後。

  • キヤノンの望遠鏡型カメラ「PowerShot ZOOM」、発売日が当初の予定よりも少し後ろ倒しになってしまった

35mm判換算で100mm相当と400mm相当の切り替えができ、デジタルズームを併用すれば800mm相当の超望遠撮影が可能な望遠鏡型カメラ。カメラ機能を利用せず、望遠鏡代わりにも利用できる。スマートフォン用アプリ「Camera Connect」を導入したスマホと組み合わせると、PowerShot ZOOMがキャッチした映像をスマートフォンの画面に表示でき、親と子どもで一緒に楽しめる。

  • PowerShot ZOOMのライブビュー映像をWi-Fiで接続したスマホに表示する機能も搭載。PowerShot ZOOMが1台しかなくても2人で楽しめる

9月上旬、クラウンドファンディングのMakuakeで先行販売を開始し、その日のうちに完売となっていた。今回、通常の店頭販売を開始することになっていた。