フジ医療器は10月30日、マッサージチェアのフラッグシップモデル「サイバーリラックス マッサージチェア AS-2100」を発表した。自分好みの力加減を登録する機能や、スマートAIアプリが最適なプログラムを提供する「アプリモード」を搭載する。発売は11月1日で価格はオープン、市場推定価格は568,000円前後(税別)。カラーはブラックとベージュの2色。

  • ブラック

  • ベージュ

  • フジ医療器「サイバーリラックス マッサージチェア AS-2100」

AS-2100は、ひとりひとりにフィットしたマッサージを提供するため、新たに「AIダブルセンシング+」を搭載。「肩位置検知システム」で肩位置を検知後、「S字ライン検知システム」で背筋ラインを検知することによって、体形や身長差にかかわらず的確にマッサージポイントを見つけ出す。実際のマッサージには、筋肉の状態に合わせてリアルタイムに力加減を自動調節する「5D-AIメカ」を内蔵し、もみプログラムは業界最高クラスの45タイプ86種類を備える。

また、業界初とされる「ユーザーカスタマイズモード」と「アプリモード」が大きな特徴。

ユーザーカスタマイズモードは、独自のセンシング機能で検知した体形情報を最大2名分記録する。この体形データに対して、肩位置、背筋ライン、エアーバッグによる全身8カ所のマッサージ強度(各7段階)、背もたれと脚部のリクライニング角度などを紐付けて、自分好みにカスタマイズ。登録したデータは、履歴情報として次回以降のマッサージに利用できる。

もう1つのアプリモードは、アプリ内のスマートAIがそのときの気分や健康状態、疲労度を分析。これらの情報をもとに最適なコースを提案する。スマートフォン側に健康アプリ「Google Fit」や「ヘルスケア」がある場合は、これらのアプリと連携して、最適なマッサージプログラムを案内することもできる。このほか、使用コースの履歴情報から体形情報を最適化する機能もあるため、使えば使うほど自分に合ったマッサージチェアに進化するという。

ヘッドレスト部には、Bluetoothスピーカーを内蔵。特殊音響設計されたフルレンジのDSP内蔵デジタルスピーカーで、包み込まれるような臨場感あふれる音響を実現できるとしている。このほか、血行促進を図るリズミカルなエアーマッサージの「高機能エアーシステム」、35種類の多彩なコースメニューなど、フラッグシップモデルならではの多機能ぶり。

本体サイズはリクライニングしていないときで約幅80×奥行138×高さ125cm、リクライニング時で約幅94×奥行200×高さ74cm、本体重量約80kg。