米デル・テクノロジーズは10月21日(現地時間k)、DXを実現しITを最新鋭化する、同社の製品群に関する10の要素を紹介した。

同社は今年、全世界の従業員の90%をリモートワークにシフトする一方で、エッジ、コアデータセンター、PC、ITインフラストラクチャーなどの最新イノベーションを提供し、第2四半期には前年比30%の成長を実現したという。その要素として挙げたのは、以下の10項目。

  1. 自動化、次世代ストレージメディア、新しいソフトウェアアーキテクチャを統合したス トレージシステム「PowerStore」を全世界にリリース。

  2. 非構造化ストレージの新基準となるストレージファミリー「PowerScale」 やソフトウェアデファインド ストレージソリューション「PowerFlex」を発表。

  3. 「Dell Technologies Cloud hybrid cloud」の機能強化し、ユーザーはセキュリティやコスト削減効果を備えながら、パブリック、プライベート、エッジクラウド環境を管理可能となった。

  4. クラウド能力をさらに広げる「Dell Technologies Cloud PowerScale for Google Cloud」をリリース。

  5. 「Dell Technologies Cloud Platform」に加え、ワークロードのエンドツーエンドの管理と保護を実現する「Dell EMC PowerProtect Data Manager」を発表。

  6. クラウドレベルの大規模データセンター環境を対象としたオープンソースネットワーキングソリューション「Enterprise SONiC Distribution by Dell Technologies」をリリース。

  7. テクノロジープロバイダおよびサービスプロバイダのグローバル ネットワークとの協業環境を拡張したほか、「VxRail」と 「PowerEdgeXE2420」サーバーを発売。

  8. 「Dell EMC Ready Solution」は、GPUリソースへのセルフサービスアクセスで、AIワークロードの簡素化とスケールアップによりAI anywhere環境を実現。

  9. 「Dell SafeBIOS Off-Host Verification」で、勤務場所に関係なく、IT・セキュリ ティー部門に「Dell PC」へのアクセスを提供し、BIOSのヘルスチェックが可能に。

  10. 法人向けラインアップと、5G対応ビジネスPCによりPCポートフォリオを拡大。モバイル製品に5Gスピードと接続性を提供。

デル・テクノロジーズのバイスチェアマン兼COO、ジェフ クラーク氏は次のように述べている。「企業にとって、今ほどデジタルトランスフォーメーション(DX)戦略が重要な時代はありません。今、私たちの目の前で世界中の企業、社会、コミュニティーが変化しつつあります。私たちは製品とソリューションを設計して、高度に自動化され、インテリジェントで、安全で、レジリエンシー(回復力)であるITをビジネスに提供します」。