YouTube Musicは、YouTubeが展開している音楽サービス。2020年末にサービスを終了するGoogle Play Musicから移行し、利用開始する人も増えています。

このサ―ビスの有料版である「YouTube Music Premium(プレミアム)」は、無料のトライアル期間を終えると月額980円(税込)の費用が発生することに加えて、月額1,180円(税込)の「YouTube Premium(プレミアム)」に加入するだけで同等のサービスを受けられることから、解約を検討する方もいらっしゃるでしょう。

本記事では、YouTube Musicプレミアムの解約方法と解約時に注意すべき点、および有料版でできることと無料版でできることの違いについて紹介します。解約を検討している人は、参考にしてみてください。

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YouTube Musicプレミアムの解約方法

YouTube Musicの有料版であるYouTube Musicプレミアムは、サブスクリプション方式なので、解約しない限りは毎月料金が発生します。どのように登録したのかによって、解約方法が異なりますので注意しておきましょう。

■iPhoneから登録した場合の解約方法

iPhoneからYouTube Musicプレミアムに登録した場合、解約は本体の設定画面から行います。解約の手順は下記の通りです。

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 最上部に表示されている「自分の名前」をタップ
  3. 「サブスクリプション」をタップ
  4. 複数のサービス名が表示された場合には「YouTube Music」を選択
  5. 「サブスクリプションをキャンセルする」をタップ

以上で解約が終了します。

■Android(アンドロイド)スマホから登録した場合の解約方法

Androidスマホから登録した場合、解約はYouTube Musicアプリの中で行います。解約の手順は下記の通りです。

  1. YouTube Musicアプリを開く
  2. プロフィール写真をタップ
  3. 「有料メンバーシップ」をタップ
  4. 「解約する」をタップ
  5. 解約する理由を選択後、「次へ」をタップ
  6. 「解約」をタップ

以上で解約手続きは終了です。

■webから登録した場合の解約方法

webブラウザからYouTube Music Premiumへ登録した場合、解約も同じようにwebブラウザから行います。ただし請求元がAppleになっている場合はApp Storeから、Google Play Musicになっている場合は、Google Play Musicのアカウント設定からの手続きが必要となり、webブラウザからはできませんので注意しましょう。

解約の手順は下記の通りです。

  1. YouTubeのメニュー」にアクセス
  2. 「メンバーの管理」をクリック
  3. 「無効にする」をクリック
  4. 「解約する理由」をクリックし、「次へ」をクリック
  5. 「解約」をクリック

以上で解約は終了です。

■最長6カ月、メンバーシップの一時停止も可能

YouTube Music Premiumは、解約せずに最長6カ月間「一時停止」しておくことも可能です。一時停止の手続き方法は下記の通りです。

  1. 「YouTubeのメニュー」にアクセス
  2. 「メンバーの管理」をクリック
  3. 「一時停止する」をクリック
  4. 一時停止する月数を選択し、「メンバーシップを一時停止」をクリック

設定した一時停止期間が終了すると有料期間となり、料金が請求されます。

解約後に使えなくなる機能は? 有料版と無料版の違いまとめ

YouTube Musicプレミアムを解約することで、使えなくなる機能は以下の通りです。

  1. 広告の非表示
  2. バックグラウンド再生
  3. オフライン再生

YouTube Musicプレミアムを解約すると、音楽の再生中に広告が表示されるようになります。そのため、視聴体験は少々悪くなってしまうことでしょう。

また、YouTube Musicプレミアムでは、他のアプリを使用しているときや画面をロックしたときにも音楽が再生できますが、解約後にはYouTubeアプリを開いているときにしか音楽を作成できなくなります。

さらに、YouTube Musicプレミアムでは、音楽をあらかじめダウンロードしておけばネットに接続しなくても再生できますが、解約後には音楽のダウンロードができなくなるため、オフラインでの音楽の再生ができません。

ただし、以下の機能においては解約後にも継続して使用できます。

  1. オンデマンド再生
  2. 音楽のフル再生
  3. 曲順通りの再生
  4. シャッフル再生
  5. 公式の曲とアルバムの再生

無料の音楽アプリの中には、シャッフル再生のみ対応のものもありますが、YouTube Musicでは、無料版であってもアルバムやプレイリストに保存した曲を好きな曲順で再生できます。

また、無料版のYouTube Musicでも、再生できる曲の種類は豊富です。一般の投稿者が作成したオリジナルの楽曲だけや国内外アーティストの公式楽曲、リミックス、カバー曲なども楽しめます。

解約におすすめのタイミングは? 解約時に押さえておきたいポイント

YouTube Musicプレミアムを解約するにあたって、いくつか押さえておくべきポイントがあります。

■ポイント1.解約のタイミング

YouTube Musicプレミアムを解約しても、請求対象期間が終わるまでは有料メンバーシップ特典を利用できます。これは、無料トライアル期間期間中も同じです。解約のタイミングが遅れてしまうと翌月の料金が発生してしまうこともあるので、早めに手続きしておきましょう。

■ポイント2.解約と一時停止の違い

解約中も一時停止中も、有料プランでしか使えない機能にはアクセスできません。

しかし、一時停止中にはダウンロードした音楽のデータは保管されているため、再開すると再びアクセスできるようになります。解約するとダウンロードしたデータにアクセスができなくなってしまうため、ご注意ください。

■ポイント3.YouTubeプレミアムへの登録でも継続利用可能

YouTube Musicプレミアムを解約しても、YouTubeプレミアムへ新たに登録することで継続使用可能です。それぞれの値段は以下の通り。

  • YouTube Musicプレミアム : 980円(税込)/月
  • YouTubeプレミアム : 1,180円(税込)/月

※上記はAndroid/Webからの契約時の料金。iOSから契約した場合は下記の通り

  • YouTube Musicプレミアム : 1,280円(税込み)/月
  • YouTubeプレミアム : 1,550円(税込)/月

YouTube Musicプレミアムを解約するなら登録手段を確認しておこう

以上、YouTube Musicプレミアムの解約方法について紹介しました。

解約しても料金は日割りではなく月額での計算となるため、契約期間が終わるまでは継続使用できます。解約が遅れてしまうと料金が発生してしまうので、タイミングを逃さないよう手続きしましょう。

また、どのように契約したのかによって、解約の手続き方法が異なります。スマートフォンやタブレットのアプリから登録したのか、webサイトから登録したのかによって解約方法に差があるので注意しながら、スムーズに解約手続きを進めてください。