Googleから「Google Play Musicサービスはまもなく終了します」というメールが、8月21日前後のタイミングでGoogle Play Musicユーザーに届いているようだ。同社は音楽配信サービス「Google Play Music」を2020年後半に終了すると、2020年5月に発表しており、その際「皆さまへ十分な時間をもって事前通知をおこなっていきます」とコメント。今回のメールも事前告知の一環とみられる。

  • 8月21日にGoogle Play Musicユーザーに届いた告知メール。YouTube Musicへの移行が促されている

Googleは8月4日(米国時間)に、YouTube Musicへの移行に関する追加情報を公開。8月下旬からGoogle Play Music用の補助サービス「Music Manager」を使った音楽購入などができなくなるほか、グローバルでは9月から順次、Google Play Musicが使用できなくなると案内していた。

届いた告知メール内には、Google PlayのMusicストアが30日後に閉鎖されると書かれており、実際にGoogle PlayのMusicストアを見ると、同ストアが9月から逐次閉鎖され、10月以降はGoogle Play Musicアプリへのアクセスが順次停止される旨が告知されている。

  • 告知メールでは、Google PlayのMusicストアが30日後に閉鎖されるとの案内も

  • Google PlayのMusicストア上でも閉鎖が告知されている。Musicストア自体は現在まだ利用できる

メール本文には「今年の10月から年末までのいずれかの時点で、Google Play Musicは完全に利用できなくなります」という一文もあり、現在告知されている「2020年後半」という期間のなかでも、早いタイミングで終了するのかもしれない。

なお、Google Play Musicアプリが停止された後も、30日間は移行ツールでデータをYouTube Musicに移行できる。