Amazonは、球体デザインを採用して外観を一新し、機能強化も図ったスマートスピーカー「Echo」シリーズ(第4世代)を10月22日から順次発売する。ラインナップと価格(税込)は、「Echo」が11,980円、「Echo Dot」は5,980円で、どちらも10月22日出荷予定。「Echo Dot with clock」は6,980円で、11月5日出荷予定となっている。
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第4世代「Echo」
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第4世代「Echo Dot」
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第4世代「Echo Dot with clock」の利用イメージ
なお、10型画面を搭載したスマートディスプレイ「Echo Show 10」は別記事で紹介する。
まるっと新しい第4世代「Echo」。AZ1プロセッサで応答高速化
Echoの第4世代モデルは、これまでのEchoとEcho Plusの品質をひとつに収めたスマートスピーカー。Amazon MusicやApple Music、Spotifyなどの音楽ストリーミング再生に対応する。ファブリック仕上げの球体デザインを採用しており、カラーはチャコール、グレイシャーホワイト、トワイライトブルーの3色展開。
144×133mm(直径×高さ)の本体に、3インチのウーファー1基と0.8インチのツイーター2基を搭載し、Dolbyステレオサウンドに対応する。最上位スマートスピーカー「Echo Studio」と同様に、Echoが置かれた空間の音響特性を自動的に感知し、最適な音質でオーディオ再生を微調整。「設置場所に合わせてリッチで細やかなサウンドで音楽を再生できる」とする。マルチルームミュージック機能にも対応し、Echoデバイスを複数の部屋に置いて、音楽やラジオなどを同時に再生できる。
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第4世代Echoの内部構造
Amazonが開発した「第1世代AZ1ニューラル・エッジ・プロセッサー」を搭載。機械学習アプリケーションの高速化を目的として開発した新しいシリコンモジュールで、AZ1でのニューラル音声認識機能がAlexaにユーザーからのリクエストをより早く伝え、Alexaがより早く応答するように働きかけるという(現在米国のみ対応)。提供開始日は未定だが、日本でも高速化された音声認識機能が今後提供される予定だ。
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AZ1プロセッサーで応答高速化
IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN機能(2.4GHz/5GHz)を装備。Zigbee対応のスマートホームハブを内蔵し、対応する照明などのスマートホームデバイスのセットアップや操作が行える。BLE(Bluetooth Low Energy)にも対応する。
3.5mmミニジャックのオーディオ出力を装備。プライバシー保護のためのマイク オン/オフ ボタンを備えている。使用していない間の消費電力を抑制する低電力モードが利用可能だ。重さは940g。30Wの電源アダプターなどが付属する。
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第4世代Echoの各部名称
直径10cmのコンパクトな「Echo Dot」「Echo Dot with clock」
第4世代のEcho DotとEcho Dot with clockも、上位機種のEchoと同じくファブリック仕上げの球体デザインを採用。100×89mm(直径×高さ)の本体に1.6インチスピーカーユニットを内蔵し、「明瞭なボーカルとバランスの取れた低音で豊かなサウンドを再生する」という。
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第4世代Echo Dotの利用イメージ
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第4世代Echo Dotの内部構造
どちらも15Wの電源アダプターなどが付属。また、別途オーディオケーブルを用意し、Echo Dotの3.5mmオーディオ出力から外部スピーカー(別売)に接続することも可能だ。
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第4世代Echo Dotの各部名称
Echo Dot with clockは、Echo Dotの機能に加え、シンプルなLEDディスプレイで時刻や気温、タイマー、アラームを簡単に確認できる。さらに、Echo Dot with clockのアラームをタップしてスヌーズする機能が、EchoとEcho Dotでも利用できるようになった。
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第4世代Echo Dot with clockの利用イメージ
なお、9月24日(現地時間)に実施されたAmazonデバイス新製品発表会の中で、トラやパンダなどのデザインをあしらった「Echo Dot Kids Edition」が発表されたが、こちらは執筆時点で国内展開はされていない。
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海外発表された「Echo Dot Kids Edition」(国内では展開されていない)
