デル、業界初のブルーライト低減4Kパネル搭載ビジネス向けChromebook

デルは8月21日、ブルーライト低減4Kディスプレイや第10世代Intel Core i7などを選択できる、MIL規格準拠の14型Chromebook「New Latitude 7410 Chromebook Enterprise」を発表した。法人向けに提供され、価格はオープン。

• New Latitude 7410 Chromebook Enterprise カーボンファイバー筐体（アビスブラック）

• New Latitude 7410 Chromebook Enterprise アルミニウム筐体（タイタングレー）

テレワークに適した高性能なChrome OS搭載「Chromebook」で、同社のビジネス向けPC「Latitude」シリーズの新製品となる。同社のChromebook製品としては教育市場向けに2機種（Chromebook 3100 / 3100 2in1）、法人向けにLatitudeブランドから2機種（Latitude 5400 / 5300 2in1）出ているが、今回新たに「Latitude 7410 Chromebook Enterprise」が加わった。

New Latitude 7410 Chromebook EnterpriseはノートPCのモデルと、2in1のモデルの2つの形状が選択でき、形状のみならず性能面や素材まで幅広いカスタマイズが可能だ。

まずプロセッサは第10世代Intel Core i3 / i5 / i7を選べる。ディスプレイは最大でパネル輝度400-nitの低ブルーライトの4K（3,840×2,160ドット、ノートPC時のみ）が選択可能で、このブルーライト低減4Kパネル採用Chromebookは業界初という。メモリは最大16GB、ストレージは最大512GB。また、バッテリー駆動時間は最長19時間と長く、バッテリーの充電がゼロの状態から20分で35%まで充電できる「ExpressCharge Boost」、1時間の充電で80％までの充電が可能な「ExpressCharge」機能を備える。

• 本体天板

筐体はノートPC形状の場合、カーボンファイバー（アビスブラック）、アルミニウム（タイタングレー）を選択可能。2in1の場合はアルミニウムが採用される。いずれもMIL-STD 810Gのテストをクリアし、耐久性の高さも特徴。キーボードは英語 / 日本語（日本語はカーボンファイバー筐体のみ）を選択できる。

このほか管理機能として、オプションでChrome OSやChrome機器を管理する「Chrome Enterprise Upgrade」（Google管理コンソール）や、VMWAREの統合デジタルワークスペースプラットフォーム「Workspace ONE」などが用意される。セキュリティ面では自動更新やサンドボックス機能、セーフ・ブラウジングなどが利用可能だ。

• 左右のインタフェース

Latitude 7410 Chrome Enterpriseの主な仕様