メガネブランド「Zoff」を運営するインターメスティックは、創業20周年を迎える2021年に向け、同社初の研究・開発機関「Zoff Eye Performance Studio」を設立すると発表した。

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「Zoff Eye Performance Studio」では、既存の商品・サービスの枠を超えて、目のみならず人間のパフォーマンスを向上させ、身体拡張をもたらす機能・商品・サービスの研究・開発を行う。

具体的には、エンジニアやゲームプレイヤーなど、目を酷使する職業のパフォーマンス向上を目的としたフレーム・レンズの開発や、視力だけでなく「目の疲れ具合」など、目のパフォーマンスを数値化するサービスの開発を予定している。

なお、この研究機関は、メガネを“マイナスをゼロにするもの”から“マイナスをプラスにかえる”新しい機能を開発し社会実装していくというリブランディング戦略「Eye Performance」の中核をなすものとして運営されるという。上記の具体例のほか、研究・開発のテーマについて、現状のイメージが公開されている。

研究・開発テーマイメージ

・「みる」への向き合いと、すべての人の「みたい」の研究
・「みる」の可能性について、光学・デジタル的なアプローチでの研究開発の推進
・「感動」する“人”を中心にしたサービスに有効なデジタル技術の利用と開発
・良質なデータ生成とデータサイエンスが実現できる仕組みとチーム育成
・機械学習・ディープラーニング・IoT等を利用したSCM基盤の構築