MicrosoftのVisual Studioエンジニアリングチームは7月9日(米国時間)、「Visual Studio Code June 2020」において、クロスプラットフォームのコードエディタ「Visual Studio Code」(以下、VSCode)の最新版となる「June 2020リリース」(バージョン1.47)の公開をアナウンスした。Microsoftは、VSCodeを毎月1回継続的にアップデートしていく方針をとっており、June 2020リリースはその名の通り2020年6月アップデート版ということになる。
June 2020リリースの主な変更点としては、次の項目が挙げられている。
- アクセシビリティの向上
- ARM版Windows向けビルドの安定版リリース
- 新しいJavaScriptデバッガ
- リポジトリのシングルビューや、変更一覧のソートが可能になったソース管理ビュー
- ネストされた複雑な設定も編集できる設定エディタ
- 新しいHexEditor(16進数エディタ)拡張
- Notebooksのアップデート
- リモート開発機能のためのチュートリアル
- macOS用のJavaパックインストーラー(Java Pack installer for macOS)
上記のほかにも多数の細かな変更が加えられているほか、さまざまなバグ修正も行われている。変更点に関するより詳細な情報は、公式サイトのドキュメントか、アップデート時に表示されるリリースノートを参照いただきたい。VSCode June 2020は次のサイトからダウンロードすることができる。