GoProは7月8日、アクションカメラ「GoPro HERO8 Black」をMacにつなげて外付けWebカメラとして使えるβ版ファームウェアを公開した。公式サイトから最新のGoPro Webcam BetaファームウェアとPC向けユーティリティを入手し、HERO8 Blackに適用することでWebカメラとして利用できる。なお、Windows版は現在開発中という。

  • GoPro HERO8 Black

利用には、microSDカードリーダー、USBケーブル、Mac、HERO8 Black本体が必要。まず公式サイトから最新のGoPro Webcam用ファームウェア（β版）と、デスクトップPC用ユーティリティ「GoPro Webcam Desktop Utility」を入手、PCにインストール後、HERO8 Blackの電源を入れてUSBケーブルでMacと接続。HERO8 Blackにファームウェアが適用され、Webカメラとして使える準備が整ったら、Google MeetやSkype、Zoom（バージョン5.0.5以降）、Facebook Roomsといった対応アプリケーションでGo ProをWebカメラとして選択できる。

PC用ユーティリティでは、Webカメラのプレビューや、表示スタイルの変更（ミラーまたはフリップ）、表示解像度などを選択できる。解像度は1080p（デフォルト）、720pが選べるようになっている。

なお、先日HERO8 Black向けに公開された、実験的な機能を試せる「GoPro Labs」ファームウェアとは排他利用。GoPro Labsのファームウェアか、GoPro Webcam BetaファームウェアのどちらかのみをHERO8 Blackに適用できる。