LIXILは7月7日、玄関ドア用の電動オープナーシステム「DOAC」(ドアック)を発表した。自宅の玄関ドアを手軽に自動ドア化できる後付けのユニット。車いすを利用している人なども、家族の手助けを必要とせずスムーズに外出や帰宅ができるようになる。ドアハンドルに触れることなく開閉できるので、コロナ時代にもマッチする製品といえる。

価格は、「DOAC 2ロックセット」が238,000円(以下、税別)、「DOAC 1ロックセット」が208,000円、「追加用リモコン(ブラック/イエロー)」が6,000円。9月1日より発売する。

  • 自宅の玄関ドアを自動ドアにする、後付け対応の電動オープナー「DOAC」(ドアック)

電動ドアオープナー / コントローラー / 電動サムターン / リモコンなどで構成する後付けユニット。既存の玄関ドアに取り付けることで、ワイヤレスリモコンでの施錠/解錠が可能。リモコンがない場合は鍵を使って解錠できる。リモコンの登録台数は最大8個まで。

機能面では、ドアを自動的に施錠する「オートロック機能」を搭載し、出かける時に鍵を閉める動作を省略できる。玄関ドアを軽く動かすだけで全開位置まで自動で開く「オートアシスト機能」を備え、荷物が多い時でも玄関ドアを通りやすい。異常な接触を感知したらドアの動作を停止する「挟まれ検知機能」なども備える。

電池切れや停電時の手動操作に対応。耐久性は40万回の試験をクリアしている。設置は、同社の専門店スタッフが担当する。