日立グローバルライフソリューションズは6月25日、縦型洗濯乾燥機シリーズ「ビートウォッシュ」の新製品として、「BW-DX100F」「BW-DX90F」「BW-DX120F」の3モデルを発表した。BW-DX100FとBW-DX90Fは本体幅が570mmのスリムタイプ、BW-DX120Fのみ幅610mmの標準タイプ。共通の特徴として、液体洗剤と柔軟剤の自動投入機能、AIお洗濯機能の搭載が挙げられる。

  • 洗濯容量10kg・乾燥容量5.5kgのBW-DX100F

  • 洗濯容量9kg・乾燥容量5.5kgのBW-DX90F

いずれも7月23日発売で価格はオープン。推定市場価格(税別)は、洗濯容量10kg・乾燥容量5.5kgのBW-DX100Fが230,000円前後、洗濯容量9kg・乾燥容量5.5kgのBW-DX90Fが210,000円前後、洗濯容量12kg・乾燥容量6kgのBW-DX120Fが280,000円前後となっている。

新モデルの特徴は、これまで洗濯容量12kgの最上位モデルだけ搭載していた液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能を、BW-DX120FだけでなくスリムタイプのBW-DX100FとBW-DX90Fにも搭載したこと。洗濯物の量や汚れなどに合わせて、滴量の洗剤や柔軟剤を自動で投入してくれる。

洗剤・柔軟剤のタンクは、液体洗剤が約400mL、柔軟剤が約500mL。市販されているほとんどの詰め替えタイプの洗剤・柔軟剤を、一本まるまる入れられる。また、タンクには透明な小窓がついており、残量を確認しやすい。

  • 洗剤・柔軟剤のタンク

3モデル共通として、旧モデルでは本体側に配置していた操作パネルをフタ側に配置。旧モデルと比べて、ボタンの視認性が上がって押しやすくなり、衣類も出し入れしやすくなっている。さらに、こまめなメンテナンスが必要な「糸くずフィルター」は、新モデルで半透明素材に変更され、ゴミの溜まり具合がわかりやすくなった。

  • フタ側の操作パネル

  • お手入れしやすくなった「糸くずフィルター」

旧モデルも搭載していた「AI お洗濯」モードも引き続き搭載。8つのセンサーを利用して、洗剤の種類や洗濯物の布質、汚れ度合い、水の硬度などをセンシング。これらのデータから「今回は汚れが多いから洗濯時間を延長する」など、最適な洗濯制御を自動的に行う。

一方、洗濯容量12kgのBW-DX120Fは、前モデルから引き続き液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能を備える。ただし新モデルでは、前モデルが搭載していたスマートフォンとの連携機能をあえて排除し、価格を抑えたという。

BW-DX90Fは本体サイズがW570×D660×H1085mm、重さが約55kg、カラーがシャンパン。BW-DX100Fは本体サイズがW570×D660×H1105mm、重さ約55kg、カラーはホワイト。BW-DX120Fは本体サイズがW610×D715×H1060mm、重さが約70kg、カラーはホワイト。