キーボードからカメラが飛び出す「MateBook X Pro」

ファーウェイはWindows 10搭載ノートPCのラインナップに、第10世代Coreプロセッサー搭載のフラッグシップモデル「MateBook X Pro」を追加。6月5日から順次発売します。店頭価格はCore i5モデルが税別179,800円前後、Core i7モデルが同239,800円前後の見込みです。

上位版の Core i7-10510U搭載モデルは、ディスクリートGPUのNVIDIA Geforce MX250を搭載し、16GBメモリと1TB SSDを装備。Core i5-10210U搭載モデルのグラフィックスはインテルUHD Graphics 620(CPU内蔵)で、16GBメモリと512GB SSDを備えています。いずれも縦方向へ画面が広い13.9型/3,000×2,000ドットの液晶ディスプレイを採用し、タッチ操作にも対応します。

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    MateBook X Pro。Windows 10搭載で、もちろんMicrosoft Storeも使えます

スリムなメタルユニボディに約14型の液晶と高い処理性能を詰め込んだ……というMacbook Proを強く意識しているかのようなモデルですが、ディスプレイを閉じたときのパームレスト側の厚みは4.9mm、最厚部14.6mmと薄いデザインに仕上げており、設計の完成度が高さは疑いようがありません。左側面にUSB Type-C×2とイヤホンジャック、右側にはUSB-A×1を備えています。

ユニークなのが、キーボードの中に「カメラキー」が存在すること。押すとキーボードに潜んでいたインカメラが飛び出します。広角レンズを採用しており、ビデオ会議などでもくっきりと顔を写せます。また、キーボード右上には指紋センサー一体型電源ボタンを備えています。

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    ビデオ会議などで活用できるインカメラをキーボード内に搭載。「カメラキー」を押すとポップアップします

音楽に集中できるデュアルNC完全ワイヤレス「FreeBuds 3i」

AirPodsが流行を作った完全ワイヤレスイヤホン(TWS)。ファーウェイはFreeBudsシリーズでノイズキャンセリング(NC)機能をいち早く取り入れてきました。最新のFreeBuds 3iでは、デュアルマイクによるアクティブノイズキャンセリングに対応し、最大ノイズを32dB低減可能です。

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    FreeBuds 3i

実際に装着してみると、ガヤガヤと聞こえていた周りの話し声が一切なくなり、音楽だけが流れてくるという感覚。完全ワイヤレスイヤホンとしては「しっぽ」の部分が長いため、耳に垂れ下がるかたちで安定して装着できます。

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    FreeBuds 3iを装着したところ

Bluetooth 5.0準拠で、イヤホン部はカナル型。10mm径のダイナミックドライバーを搭載しています。ファーウェイ製品以外と組み合わせても使えますが、ファーウェイ製品では近くに置くだけでペアリングできる利便性も備えています。

電池持ちはイヤホン単体で約3.5時間、充電ケース併用で14.5時間(音楽再生時)。既存の完全ワイヤレスイヤホン「FreeBuds 3」では充電ケースのワイヤレス充電に対応していましたが、FreeBuds 3iはUSB-C充電のみに対応します。

カラーによって発売時期が異なり、セラミックホワイトは6月12日発売、カーボンブラックは7月以降に発売予定。店頭価格は税別14,800円前後を見込んでいます。