Q-Successから2020年6月のWebサーバシェアが発表された。2020年6月はApacheとMicrosoft IISがシェアを落とし、Nginx、Cloudflare Server、LiteSpeedがシェアを増やした。今後も同様の傾向が続くのではないかと見られる。

最近、減少するApacheのシェアがほかのWebサーバへ流れるといった動向が続いている。ApacheのシェアはNginxに流れているほか、Apacheの設定ファイルをそのまま流用できるLiteSpeedへ流れているものと見られる。

  • 2020年6月Webサーバシェア/円グラフ

    2020年6月Webサーバシェア/円グラフ

  • 2020年6月Webサーバシェア/棒グラフ

    2020年6月Webサーバシェア/棒グラフ

  • Webサーバシェア推移グラフ - 資料: Q-Success提供

    Webサーバシェア推移グラフ - 資料: Q-Success

順位 Webサーバ 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 Apache 38.0% 38.7%
2 Nginx 32.2% 32.1%
3 Cloudflare Server 14.6% 14.0%
4 Microsoft-IIS 7.7% 8.1%
5 LiteSpeed 6.7% 6.5%
6 Google Servers 1.1% 1.1%
7 Node.js 0.8% 0.8%
8 Tengine 0.2% 0.1%
9 Tomcat 0.2% 0.2%
10 Apache Traffic Server 0.1% 0.1%
11 Cowboy 0.1% 0.1%
12 IdeaWebServer 0.1% 0.1%
13 Kestrel 0.1% 0.1%
14 ArvanNginx 0.1% 0.1%
15 Lighttpd <0.1% <0.1%

Q-Successは、上位1000万のWebサイト(2013年6月までの上位100万)を調査対象としており、Alexaによって提供されたWebサイトの人気ランキングの3カ月の平均順位を用いている。