Q-Successから2020年3月のWebサーバのシェアが発表された。2020年3月はApacheとMicrosoft-IISがシェアを落とし、Nginx、Cloudflare Server、LiteSpeedがシェアを増やした。

ApacheおよびMicrosoft-IISのシェア減少と、Nginx/Cloudflare/LiteSpeedのシェア増加はこの1年間の動向に一致している。これまで大きなシェアを占めてきたApacheおよびMicrosoft-IISから、新しいWebサーバへの移行が進んでいる様子が示されている。

  • 2020年3月Webサーバシェア/円グラフ

    2020年3月Webサーバシェア/円グラフ

  • 2020年3月Webサーバシェア/棒グラフ

    2020年3月Webサーバシェア/棒グラフ

  • Webサーバシェア推移グラフ - 資料: Q-Success提供

    Webサーバシェア推移グラフ - 資料: Q-Success

順位 Webサーバ 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 Apache 40.4% 41.2% ↓
2 Nginx 31.7% 31.6% ↑
3 Cloudflare Server 13.2% 12.8% ↑
4 Microsoft-IIS 7.8% 7.9% ↓
5 LiteSpeed 6.1% 5.8% ↑
6 Google Servers 1.1% 1.1% ＝
7 Node.js 0.8% 0.8% ＝
8 Tomcat 0.2% 0.2% ＝
9 Apache Traffic Server 0.1% 0.1% ＝
10 Cowboy 0.1% 0.1% ＝
11 IdeaWebServer 0.1% 0.1% ＝
12 Tengine 0.1% 0.1% ＝
13 Kestrel 0.1% 0.1% ＝
14 Lighttpd <0.1% <0.1% ＝

Q-Successは、上位1000万のWebサイト(2013年6月までの上位100万)を調査対象としており、Alexaによって提供されたWebサイトの人気ランキングの3カ月の平均順位を用いている。